>>在宅ワークやフレックス勤務をするには?
「柔軟な働き方を叶える方法」無料ebookで解説
あなたはワークスタイルに悩んでいませんか?
「経験を積んだから独立したい」と考えている方や、「仕事はしたいけれど、ワークライフバランスを重視して自分の時間や家族の時間を確保したい!」
と考えている方、いらっしゃいますよね?
この記事では、一つの働き方としてノマドワーカーについてまとめてみました。
あなたはどんな働き方がしたいですか?
ノマドワーカーについて
ノマドワーカー・ノマドとは?
ノマドとは、英語で「遊牧民」という意味を持つ言葉です。ノマドは働き方を主に指します。
特定の職場を持たず、カフェやレンタルスペースなどに移動しながら「パソコン」「スマートフォン」「タブレット」などを使用して行うワークスタイルをとっている人を「ノマドワーカー」と言います。
ノマドワーカーには、「オフィス」や「デスク」はもちろん、「企業の肩書き」も持たずに一人で転々と移動しながら仕事をこなしているタイプと、企業に雇われ、「オフィス」も「デスク」も持っているが、縛られず、自由な場所で仕事をするワーカーがいます。
中小企業では「時短社員の導入」「フレックスタイム制」を起用し、新しい働き方で雇用の確保を目指す動きがあります。これら制度については下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は読んでみてください。
社員の「環境整備」や「効率化」、更には「社員のライフスタイルの変化に対応する」という意味でも、「ノマドワーカー」という働き方を積極的に導入していきたいと考えている企業が増えつつあります。
ノマドワーカーの人口はどれくらい?
実際、ノマドワーカーは増えてきてはいますが、まだまだ少数派というのが現状です。
「自由な働き方」に憧れ、魅力的に映るノマドワーカーに「自分もなりたい」と思う方も多いのですが、実際に行動に移す方は少なく、行動できたとしても「成功」できる方はほんの一握りのため、無謀な賭けだという印象があるようです。
日本よりデジタルノマド化が進んでいる北米では、2015年で全体の30%がデジタルノマドに当たるといわれており、2035年までに「世界の人口の14%」がなにかしらの形でノマドワーカーとして働いていると予測している方もいます。
ノマドワーカーになるには
まずは、「設備」としてPCやタブレットなどの作業に必要なIT・通信機器の用意が必要です。
また、仕事に対する知識はもちろんですが、人との付き合い方や経理の仕事も全て自分でやらなければならないため、総合的な「知識」が必要になります。
そして、作業時間が決められているわけではないので、プライベートと仕事にメリハリをつけるのも自分自身です。
フリーランスとして活動する場合は収入も自分次第ですし、生活を成り立たせる為の努力も仕事を始める前の「心構え」として必要になります。
メリット
オフィスを構える必要がなく服装も自由なため、大幅な経費を削減することができます。
作業をする場所によっては少し費用は掛かりますが、場所が近ければ交通費の削減にもなります。
また、自分の能力に合わせたペースで作業をすることができるため、仕事量に見合った収入を得る事ができます。
収入に対して目標を持つことで、モチベーションを上げることにも繋がります。
また、「時間の自由」「行動の自由」を確保することで色々な刺激を受けることができ、「アイディア」や「インスピレーション」が閃きやすくなります。
さらに、居心地の良い場所で作業をすることで集中力を高め、作業の効率も良くなります。
このように、仕事に合わせるのではなく、自分に合った仕事の仕方ができるため、「天候」や「交通機関」などの影響も受けることなく、心にゆとりを持つことができるので、落ち着いて作業をこなす事ができるようになるのです。
デメリット
企業に雇用されながら新しい働き方としてノマドワーカーになっている方もいますが、個人で活躍している方は会社に所属していない分、社会的な信用を得るのが難しい傾向にあります。
また、公共の場を使用して作業するため、「資料」や「USB」をお店に忘れてしまったり、他のお客さんに内容を見られるなどの心配もあります。
セキュリティについては気を張っていなければなりません。
「メール」や「電話」でコミュニケーションをとしながら作業を行っていくノマドワーカーですが、場所によってはノマドワーカーが集合してしまっている場合もあるため、堂々と話すことができなかったり、インターネットを利用した「打ち合わせ」や「ミーティング」も場所を選ぶ必要があります。
さらに、オフィスを持たないため、有料の会議室を借りて「打ち合わせ」や「ミーティング」を行う事で、経済的な負担が発生することもあります。
自由な働き方を叶えるパラレルワーカーの声
テックキャンプは、未経験からフリーランス・副業で生計を立てているパラレルワーカー5名にインタビューを行い、自分らしいキャリアを歩むための方法を無料ebookにまとめました。
【こんな内容が含まれます】
・副業/フリーランスと会社員時代の年収の違いは?
・複数のスキルで自分らしく働くためにやるべきこととは?

ノマドワーカーの働き方
ノマドワーカーは、特定の作業場を持たず、自分に合った場所を選ぶ事ができます。
インターネット環境のあるカフェや図書館や、ノマドワーカーのために用意されたスペースで作業したり、中には世界中を旅しながらノマドワーカーとして働いている方もいます。
また、企業に勤めながらノマドワーカーとして働いている方は、基本的には1人で作業していますが、社員同士の打ち合わせや、コンサルとして働いている方の訪問先へ一緒に行ったりなど、作業を共に行っている場合もあります。
時間に縛られないため、子育てに積極的になれたり、家事の分担や趣味に時間を費やすなどの「自由」な行動を行いつつも、作業さえきちんと行っていれば給料は固定で入ってきますし、時間をとても有効に使う事ができるのです。
カフェで働くノマドワーカー
一般的なノマドワーカーの中には、カフェで働いている方も多くいるかと思います。
しかし、正直なところ長居できるカフェは限られてきてしまいますし、都内などの人口の多い場合はカフェを利用しても30分程で席を譲らなければならない場所も多くあるのではないでしょうか。
一杯のコーヒー代も、何度も通う事になると馬鹿になりません。
ですが、場所を頻繁に変える事によって集中力が高まったり、カフェで耳に入ってきた他人の会話が仕事のヒントになったりとプラスになる事も多くあります。
ノマドワーカーを受け入れているカフェはもちろんありますし、時間制で利用できる「ノマド特化型カフェ」や「図書館」もあります。
気分転換を取り入れることで、視野も広がってくるのです。
フリーランスと何が違うの?
簡単に言うと、フリーランスは契約の形態を指し、ノマドは働き方を主に指します。
フリーランスもノマドワーカーも時間に自由はありますが、ノマドワーカーは最低限のコストで働けるワークスタイルと言えます。
必要な心構え
「時間」「場所」「人間関係」に縛られずに仕事をこなしていくノマドワーカーは、自己管理能力の求められる仕事内容と言えます。
インターネット環境と使用する端末があれば場所を選ばずに作業することができるため、仕事とプライベートをはっきり分けることができなくなる危険性もあります。
フリーランスとしてノマドワーカーになる方は、会社に所属していない以上、「銀行」や「取引先との折衝」に至るまで、全て自分の名前だけで対応していかなければいけない事は、覚悟しておく必要があります。
社会に与える影響
ノマドワーカーの存在は、社会にとってもプラスになる事が多くあります。
「交通渋滞の緩和」や「オフィスで使用する光熱費の削減」また、出産・子育てをしながら自分のペースで働く事も出来るため男性が育児に参加したり、女性が社会に進出することも増えてくる可能性があるのです。
多くのノマドワーカーにとって頼りになるのは自分自身だけです。自由なスタイルで働いているため、ノマドワーカーであり続けるためには日々努力をしていかなければなりません。
また、社会で認知されるには、まだ十分な成功例が足りません。
ノマドワーカーを社会において成長させる為には「法的な補助」や「企業によるサポート」など、労働形態としての地位を確立し、その数を増やしていく必要があります。
幸せになれる働き方
自分に合った働き方をすることで「収入が増える」、自由な時間の使い方をすることで「休日が増える」「作業時間をずらせる」また「働く場所が自由」「理想の生活ができる」といったノマドワーカーの特徴があります。
今まで「時間」や「場所」に縛られ実行できなかった事ができるようになり、夢のような暮らしを手に入れる事ができます。
最初の駆け出しは、中々思うようにいかない事も多いですが、辛くて大変な時期を乗り越えることで、多くのノマドワーカーは幸福度をアップさせているのです。

ノマドワーカーの仕事内容について
どんな職種がある?
雑誌や書籍、ウェブメディアなどの「記事を書くライター」「イラストレーター」「デザイナー」「システムエンジニア」「プログラマー」など、仕事内容は人によって全然違います。
企業に勤めながらノマドワーカーとして働いている方の中には、管理職の方もいるのです。
時間と場所に縛られず働ける職種は他にもありますが、それら全てがノマドワーカーとしての働き方ができるのです。
気になるカバンの中身は?
「パソコン・タブレット・スマートフォン」それぞれの使用する端末から、「名刺」「手帳」「財布」の必需品は皆さん共通で持っていますが、その他「ポケットWi-Fi」や「ボイスレコーダー」「充電器」を持ち歩いている方も多くいました。
共通して言えることは、「これさえあれば、仕事ができる」という、それぞれの最低限の物しか持ち歩いていないという事です。
鞄の大きさも、コンパクトなショルダータイプから大きめのトートバッグやリュックを使用している方もおり、ビジネスバッグにこだわらず、自分に合った使用しやすいものを使っているようです。
欠かせない持ち物とその理由
ノマドワーカーとは、「IT機器」を使用して、家ではなく外出先で仕事をします。
そのため、まずはじめに欠かせないものとして挙げられるのが「パソコン」「タブレット」「スマートフォン」です。
次は仕事内容によって異なってきますが、記者は取材のときに使用する「ボイスレコーダー」、イラストレーターやデザイナーは「ペンタブ」を使用しますし、沢山のデータを保存する必要がある場合は「ハードディスク」を持ち歩いている方もいます。
しかし、端末自体もそうですが、ボイスレコーダーやハードディスクなども個人情報が入っていますので、置き忘れなどによるセキュリティ漏れには注意が必要になります。
ノマドワーカーという生き方
では、実際にノマドワーカーとして活躍している方には、どんな方がいるのか見てみましょう。
安藤美冬さんについて
1980年に生まれ東京で育ち、慶応義塾大学を卒業した後(株)集英社に就職。
2011年からは株式会社spreeを設立し、代表取締役として活躍しています。
そんな彼女もフリーランサーで、ノマドワーカーの一人です。
日本と海外を行き来しながら「本の執筆」「イベントなどのコンテンツプロデュース業」「Webサイトの運営等」「eコマース事業」など、色々な仕事をしています。
安藤美冬さんの代表的な著書に「ビジネスパーソンのためのセブ英語留学」や「やる気はあっても長続きしない人の『行動力』の育て方」があります。
安藤美冬氏が自らセブの英語学校に3度短期留学し「授業の内容」「寮生活」「食事の内容」まで詳しくレポートしています。
ネットでは得られない情報が満載で、授業内容も「1日6時間のマンツーマン授業」、留学期間も「一週間」からコースを設定しているため、長期休暇が取れないビジネスマンや、英語を本気で学びたい方に「セブ留学」はとてもオススメとなっています。
2014年には3万5000人を超える日本人が留学しています。
安藤さんがこの本で「踏み出す勇気は習慣から生まれる」と紹介しているように、何かを実現させていく上で必要なのは行動を積み重ねていく事です。
「行動力」と呼べるように行動を習慣化させるための方法を、フリーランスとして国内外を飛び回りながら活躍している安藤美冬氏がまとめた一冊になっています。
さいごに
インターネットが普及している今の世の中では、会社に行く事だけではなく色々な働き方があります。
会社を設立して自由に働くこともそうですが、雇われながらも時間や場所に縛られずに働くことができることで、育児や介護をしている方でも自分らしく働けるのではないでしょうか。
時間を大切にし、理想の生活を手に入れましょう。