ティール組織をわかりやすく解説!メリット・デメリットも

>>ワークライフバランスを実現したい方へ

手に職をつけて自分らしく働く方法を資料で解説!

ここ数年話題のティール組織。ティール組織を実践することで、生産性を高めることができ、ワークライフバランスの実現にも役立つでしょう。

今回は、ティール組織の説明からメリット・デメリットまで、具体的に解説します。ティール組織についての理解を深め、ぜひ自分が所属する組織との相性を確認してみてください。。

ティール組織とは

ティール組織とは「目的に沿って、各メンバーが自律的に自己決定を行う次世代型組織モデル」のことです。

「社長や上司が部下を管理しない」というように、従来の組織とは一線を画します。

コーチやアドバイザーとして活躍するフレデリック・ラルー氏が2014年2月に出版した『ティール組織:マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』をきっかけに、世界的に広く知られるようになりました。

ティール組織と従来の組織の違い

これまでは、組織には上下関係が存在しており、部下は上司の管理下にありました。

一方で、ティール組織は個人の自律的な働き方を尊重するため、テレワークなどの多様な働き方をする現代に適しているといえます。

例えば、何か問題がある際、従来は上司に報告して対応方法を決める必要がありました。ティール組織では、上司に報告する必要はありません。

その分、自らの裁量権をもって問題に取り組む必要があります。

ティール組織に至るまでの5つの組織フェーズ

提唱者のラルーは、Red組織からティール組織まで、組織を以下の5つのフェーズに分類しています。

概念上色分けをしており、ティールとは「青緑」の意味です。

Red組織

Red組織とは、最古の組織モデルです。

特徴は、特定の個人の力で組織を支配すること。現代においても、一部のギャングやマフィアの間では、Red組織が存在するとされています。

自分以外の存在を脅威と考え、力による支配が行われます。重要なのは「いま」であり、長期的な計画はできません。

Amber組織

次のフェーズであるAmber組織は「役割が決まっており、役割を全うすることが求められる」組織です。軍隊的なもので、現代では宗教団体や公立学校などがAmber組織に属します。

特定の個人への依存度は減り、メンバーは継続的な組織運営を目指します。

ただし「いまの環境が不変」という前提条件があるため、状況変化への対応に弱いです。

Orange組織

Amber組織では対応できなかった状況変化を考慮したのが、Oranger組織となります。特徴は「階層がありながらも、マネジメントすることで、成果によって昇進できること」です。

Amber組織に比べ、変化や競争に強い組織モデルとなっています。現代の一般企業はOrange組織に概要するでしょう。

ただし、個人は数字によって管理されるため、常に競争を強いられます。個人の「幸せとは何か」といった視点を含んでおらず、昨今の「働き方改革」へと繋がっていきます。

Green組織

Orange組織の課題を踏まえ、個人を尊重する視点を取り入れたものがGreen組織です。特徴は、「個人の主体性が重んじられ、多様性が尊重されること」です。

これまでのフェーズでは組織ありきの個人でしたが、Green組織は個人が中心の組織となります。

ただしGreen組織では「組織としてのヒエラルキー」は残っています。基本的には、社長や上司が意思決定をする形です。

Teal組織

ティール組織は、組織を「1つの生命体」として、組織に関わる全ての人が「組織の目的」に向かって連携して行動する組織のことです。

ティール組織には、上司や部下といったヒエラルキーはありません。

指示命令がなく、それぞれが独自のルールにそって目標達成を目指すのです。個人の考えや行動に応じて、組織は進化できます。

ティール組織とホラクラシーの違い

ホラクラシーは、ティール組織と同様に次世代組織モデルとして注目を集めています。ホラクラシーとは「階級や上司・部下などのヒエラルキーがない管理体制」のことです。

ティール組織の方が抽象度が高く、ホラクラシーはティール組織の一形態とされています。「ティール組織=ホラクラシー」ではないので、混同しないようにしましょう。

ティール組織のメリット

ティール組織には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

以下で解説します。

メンバーが生き生きと主体的に働ける

組織の生産性には、メンバーの主体性が欠かせません。ティール組織では、意思決定や行動は個人の裁量権によるため、自然と主体性を発揮できます。

メンバーが責任感をもちつつ、スキルを高め合うことが可能です。それぞれに権限があるので、権利濫用などの問題が発生するリスクが抑えられます。

能力を最大限発揮できる

ティール組織では、メンバーの主体性に伴い、能力を最大限発揮できるでしょう。

周囲から指示された主体性のない仕事は、自分の限られた能力しか発揮できない場合もあります。一方で、自らの能力を考慮した主体的な行動は、その能力を発揮しやすいといえます。

モチベーションを保ちやすい

自分の考えに基づいて行動できるため、モチベーションを保ちやすいです。上下関係のある組織では、上司からの指示で強制的にモチベーションを維持する状況があるでしょう。

ティール組織は自発的な組織。ヒエラルキーがないからこそ、周りの指示によってモチベーションが削がれることはありません。

ビジネスパーソンが知っておくべきモチベーションの正しい意味と仕事に重要な理由
「仕事のモチベーションが上がらない」「もっと仕事に対するモチベーションを上げろ」仕事をする上で使われることの多い、この「モチベーション」という言葉。あなたはこの「モチベーション」という言葉を正しく理解しているでしょうか。今回は、「モチベーション」の正しい意味と使い方を解説。また仕事上のモチベーションを上げるコツや、5種類のモチベーション理論についても紹介します。

テレワークでも成果を出しやすい

テレワークは、個人が主体的に動かなくてはいけない場面が多く、モチベーションを含め自己管理する必要があります。

自律した組織であるティール組織は、テレワークと相性がよいでしょう。

テレワークで大事なスキル「自己管理能力」を高める方法は?自己管理ノートの作り方も
オフィスに出社しない在宅ワークを導入する企業が増え、自己管理能力がますます重要になっています。でも「自己管理能力をどうやって高めたらいいの?」という方も多いでしょう。そこで今回は、自己管理能力を高める具体的な方法を解説します。

居心地がよい組織になる

ティール組織は、一人一人が組織の文化や価値観を形成し、自分に合った「居心地のよい組織」を作ることになります。

自己表現しながらもお互いを尊重するティール組織は、多様性を認める風通しのよい組織といえます。

メルカリが挑むニューノーマル時代の働き方 多様なワークスタイルも解説
2020年に発生した新型コロナウイルス感染症により、私達は新しい働き方を模索するようになりました。メルカリとメルペイはこれからの働き方「ニューノーマル・ワークスタイル」を打ち出しました。この記事では、コロナ後のニューノーマル時代の働き方についてメルカリ・メルペイが打ち出した施策について解説します。

自分らしい働き方をしたいあなたへ

テックキャンプでは「手に職をつけて柔軟な働き方を叶える方法」をまとめた資料を限定公開しています。

ワークライフバランスを実現させて、自分らしい人生を送りませんか?

<資料の内容>
・手に職をつけて活躍できる人材になる方法
・あなたが知らない新時代の働き方
・目指すべきおすすめの職種と実現方法

仕事も大事だけどプライベートの時間はしっかりほしい」と考えている方はぜひご覧ください。無料資料はこちらから。

ティール組織のデメリット

ティール組織はメリットが多いです。

一方で、デメリットがあるのも事実。以下で解説するデメリットを吟味した上で、自社に合うのか検討しましょう。

セルフマネジメントできないと成り立たない

ティール組織は、各メンバーが「セルフマネジメントできる」ことが前提です。

個人の裁量権に委ねられる分、セルフマネジメントができないければ、ティール組織は成立しません。むしろ、ティール組織によって生産性が下がってしまうでしょう。

自己管理とは?能力チェックやセルフマネジメントできないとどうなるか解説
新型コロナウイルスの感染対策として、在宅ワークをするようになった方も多いでしょう。そこで問われるのが自己管理能力。今回は、在宅ワークにおいて重要なスキル「自己管理」について詳しく解説します。

導入までの準備が大変

ティール組織は従来とは大きく異なる組織モデルのため、導入への準備に時間・コストがかかります。情報や成果を共有するシステムや報酬体系など、イチから設定しなければなりません。

特に大きな組織になればなるほど、導入への準備に時間がかかるでしょう。

管理が行き届かない

ティール組織は管理職が存在しない分、お互いに管理する必要があります。組織が大きくなってくると、他の部署の動きを把握するのが難しくなるでしょう。

定期的に情報を共有する機会やシステムを構築し、互いに管理できるルールが必要です。

ベストセラー本「ティール組織」で書かれていること

ティール組織が提唱された本「ティール組織」では、過去の組織モデルからティールまで、多数の具体例を交えながら理論的に解説しています。

次世代組織のあり方について、事例から学べる実践的な内容。特にマネジメントに携わる方は必見の一冊。

まとめ

ティール組織では、メンバーが主体的に働くことができ、テレワークとの相性がよいです。

一方で、自己管理ができないメンバーがいると、成立しないなどのデメリットもあります。

ティール組織のデメリット・メリットを踏まえ、自社の組織に活かせないか検討してみてはいかがでしょうか。

ティール組織実践のポイントについては以下の記事で解説しています。

ティール組織が注目される理由とは?実践のポイントや事例も紹介
ティール組織は日本をはじめ、いま世界中で注目されている組織形態です。個人に合わせた働き方を実現するティール組織は「ワークライフバランス」の実現に効果的。とはいえ、導入するなら自社との相性はどうなのか気になるでしょう。そこで今回は、ティール組織が注目される理由から実践のポイントまで、事例を交えながら解説します。

あなただけのキャリアプランを作りませんか?

テックキャンプでは、プロのカウンセラーの無料オンラインカウンセリング(キャリア相談)を行っています。累計利用者数24,000人以上!※1 99%の方が悩み解決を実感されました。※2

今の仕事を続けるか迷っている」「時間や場所に縛られずに働きたい」と思っている方は、カウンセラーと自分だけのキャリアプランを作ってみませんか。

無理な勧誘は一切行いません。ワークライフバランスを実現できないと悩んでいるなら、ぜひ一度ご参加ください。
※1.2018年10月24日〜11月16日(N=106) ※2.2020年2月末次点

無料カウンセリングの詳細はこちら
タイトルとURLをコピーしました