サテライトオフィスとは?導入事例や利用するメリットを解説

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サテライトオフィスという言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。

これは、特に郊外に住むワークライフバランスを大事に働きたい方にとっては、とてもメリットのある仕組みです。ますます注目が集まると言われています。

この記事では、サテライトオフィスついて、利用するメリット・課題・導入事例などを紹介します。

サテライトオフィスとは

サテライトオフィスとは企業が本社から離れたところに構える小規模なオフィスのことです。

都市型・郊外型・地方型の3種類があり、それぞれの違いは以下の通り。

  1. 都市型
    →主に営業社員の拠点として使われることが多い。出先から本社に戻る移動時間を削減することが目的。
  2. 郊外型
    →郊外に住んでいる社員が利用する。通勤時間を削減することで社員のワークライフバランスを実現させることが目的。
  3. 地方型
    →主に固定費の削減・地方の優秀な人材の採用などが目的。また近年では、地方活性化のために自治体が誘致するケースもある。

支店(支社)との違い

ここまで聞いて、支店(もしくは支社)とは何が違うの?と疑問に感じた人もいるでしょう。

実際、双方ともに本社以外のオフィスであることに違いはありません。しかし、支店は日々の業務をそこで行うことが前提となっているのに対して、サテライトオフィスは社員が都合に合わせて働けるという違いがあります。

例えば「週に3回は子供の送り迎えがあるのでサテライトオフィスで勤務する」というのはよくあるケースです。しかし、同じ事情で支店で勤務することは基本的にありません。

このように、サテライトオフィスは社員がその日の都合に合わせて自由に出入りできるものなのです。

シェアオフィスとの違い

シェアオフィスも近年急速に普及してきました。名前の通り「シェア」するオフィスなので、サテライトオフィスのように企業単独のオフィスではありません。他の企業と一緒に利用するケースがほとんど。

企業としては自社で設備を整える必要がないので、コストが浮くというメリットがあります。

しかし他社と同じ空間で仕事をするのでセキュリティには注意が必要。

離席するときはPCを閉じる、電話するときは話を聞かれないように場所を移動するなど、人によっては落ち着かずストレスを感じてしまう人もいるでしょう。

コワーキングスペースとの違い

コワーキングスペースもシェアオフィスと同様、他社と一緒に利用します。どちらかというと「コミュニティ形成」を大切にしており、積極的にコミュニケーションを取ることが推奨されています。

最近だと「Wework」が有名です。セミナーやイベントで交流したり、専用アプリでメンバーの情報を得ることも可能。

社外の人脈を作れるところがサテライトオフィスとの違いです。

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サテライトオフィスが普及した背景

では、サテライトオフィスはなぜ普及したのでしょうか。背景として考えられるのは、主に2つ。

1つ目は企業のBCP対策です。

BCPとは「事業継続計画」のこと。災害が起きたときに事業を継続させるための計画を指します。

拠点が一箇所に集中していると、緊急の事態が生じたときに事業がストップしてしまいます。そういったリスクを回避するために、拠点を分散させるのです。

2つ目は働き方改革の推進です。

最近では政府も企業も従業員のワークライフバランスを実現させようと努力しています。

実際2019年の総務省の調査によると、全体の13.9%がテレワークを許可しており、そのうち12.1%がサテライトオフィスを導入しているのです。

社会的に深刻な人手不足ということもあり、各企業が積極的に働きやすい職場作りに励んでいます。こうした流れもサテライトオフィスの普及に一役買っているといえるでしょう。

サテライトオフィスの導入事例

ここからは実際にサテライトオフィスを導入している企業を見てみましょう。

株式会社LiG

出典:LiG

Web制作で有名な株式会社LiGは、長野県にサテライトオフィスを構えています。

なんと野尻湖の上に建っており、景色も抜群。仕事の合間に自然を楽しむことができます。

LiGのメイン事業であるWebサイト制作・ライティング・編集など、インターネット環境と端末があればできる業務が行われているようです。

株式会社あしたのチーム

出典:Tokushima Working Style

株式会社あしたのチームは人事評価サービスを提供している企業です。

徳島県三好市にサテライトオフィスを構えており、老舗旅館「三好ランド」を再利用しています。地域への貢献という目的もあり、地元の学生を新卒として雇用した実績も。

限られた選択肢のなかでしか仕事を選ぶことができなかった人にも、東京のビジネスとか関われる仕事を提供することで、自社のビジョンを実現させることができています。

Sansan株式会社

出典:ハフポスト

クラウド名刺管理サービスのSansan株式会社は、徳島のなかでも「最先端の過疎地」と言われる徳島県神山市にサテライトオフィスがあります。

Sansanが神山町にオフィスを構えてから、他にも約20社近くのIT企業が神山町に進出。東京都心部の数倍にも誇るインターネット速度が魅力です。

徳島県での働き方の魅力は以下のサイトでも紹介されているので、こちらも合わせてご確認ください。

株式会社日立製作所

出典:日立製作所

大企業の日立製作所もサテライトオフィスを導入。

2016年に開設して以降、多くの社員に利用され、現在ではなんと月間5万人ほどが利用すると言われています。

同社が開発した働き方改革に関する製品を紹介するモデルケースとしても利用する予定もあるそうです。

サテライトオフィスを利用するメリット

サテライトオフィスにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

社員のメリット

まず、社員にとってのメリットを解説します。

移動のストレスを減らすことができる

働く場所を選べることに魅力を感じる人も多いでしょう。

特に都市部に通勤する人は満員電車に乗ることを避けられます。一説によると、混雑した電車は戦場以上のストレスになることも…。

また、外回りの営業マンはその日の予定に合わせて出社ができます。移動時間で疲れてしまうといったことを防ぐことも可能。

こうした無駄なストレスをなくすことで、ワークライフバランスの実現に一歩近づくことができるといえるでしょう。

育児や介護と両立ができる

育児や介護で都市部に出社できない人もいますよね。

しかし、サテライトオフィスであれば時短勤務などの制度と合わせて仕事と両立することが可能。

特に育児に関しては「ZXY(ジザイ)」のように、キッズスペースを設けているところもあります。

また団塊の世代が70歳を超え、これからは介護との両立に悩む人もきっと増えてくるでしょう。

親の世話をするために地元に帰らなくてはいけない場合でも、サテライトオフィスがあれば地方で働くことができます。

会社のメリット

次に会社にとってのメリットを解説します。

多様な人材を採用できる

例えば地方にサテライトオフィスを構えることで、都市部ではなかなか採用するのが難しかった優秀な人材を獲得することもできます。

また育児や介護など、さまざまな事情で本社への出社が難しい人でも家の近くのサテライトオフィスであれば働けるという場合もあります。

そのような点に魅力を感じて求人への応募が増えると、会社にとっても採用面でメリットがあるといえるでしょう。

社員の労働生産性の向上

先述したように通勤時間が減れば、ストレスも減少するので仕事の生産性が高まる傾向にあります。

また、なかには上司や同僚から離れて仕事をすることでかえって集中できるという人も。

社員の労働生産性が高まれば時間あたりのアウトプットが増えるので、これは会社にとってメリットであるといえるでしょう。

サテライトオフィスの課題

魅力にあふれているサテライトオフィスですが、唯一の課題は「社員同士のコミュニケーション不足」です。

最近では、チャットサービスが普及しつつありますが、それでもコミュニケーション不足が生じる場合があるので注意が必要。

特にテキストでのコミュニケーションが増えると、相手の会話の意図が伝わらなかったり、顔が見えないことで本心では何を考えているのかわからかなかったりなど、さまざまな問題が生じます。

できるだけZoomなどのビデオ会議サービスを使って、お互いの表情を見ながら声で会話をするのがおすすめです。

サテライトオフィスで働くには

サテライトオフィスで働きたい場合、求人サイトで探すことはできるのでしょうか。

また、どのような職種であればサテライトオフィスで働けるのでしょうか。以下で詳しく解説します。

求人サイトで探す

サテライトオフィスで働くには、まずは求人サイトの検索窓に「サテライトオフィス」と入れて調べてみましょう。

例えばindeedでは、キーワードに「サテライトオフィス」と入力し、勤務地を選択すると該当する求人が表示されます。

サイドバーにある「推定年収」「雇用形態」などの条件を指定すると、さらに希望に近い求人が表示されるのでおすすめです。

出典:indeed

またdodaは、サテライトオフィス制度がある企業の特集ページを開設しています。

以下の画像のように表示され、勤務地や職種などの条件も追加できるので非常に便利です。

出典:doda

サテライトオフィス勤務に適した仕事に就く

仕事によってはサテライトオフィスで働くことが難しいことも。転職時には、そういった職種はできるだけ避けて、柔軟に働ける仕事を探しましょう。

基本的にPCを用いる内勤の仕事であれば、比較的サテライトオフィスに向いていると考えられます。

おすすめは以下の3つ

  • 事務職
  • エンジニア
  • 営業職

それぞれ詳しく解説します。

事務職

事務職は会社の事務的な作業を担当する仕事のこと。主に書類作成やデータ管理などを行うため、PCとインターネット回線があれば仕事が成り立ちます。

エクセルやワードなど、基本的なソフトのスキルがあれば問題ない場合がほとんどですが、プログラミングスキルを身につけていると業務効率化にも役立つため重宝されるでしょう。

事務職への転職を考えている人は姉妹サイトで必要な資格を詳しく解説しています。こちらも合わせて確認してみてください。

エンジニア

企業からの需要が高いエンジニア。実際、経済産業省によると2030年には最大79万人ものIT人材が不足するという調査結果もあります。

引く手あまたの職業ではありますが、多くの人にとっては挑戦するにはハードルの高い仕事でもありますよね。

特にプログラミング未経験の人は「自分には無理だ」と思ってしまいがち。

しかし、努力次第では未経験からエンジニアになることは可能。

営業職

営業職もサテライトオフィスで働きやすい職種の1つです。

日中は外回りとして各地を飛び回り、日が暮れる前にサテライトオフィスに帰社。その後MTGや日報の提出などを行い、帰宅するといった働き方が可能です。

もちろん企業にもよりますが、外回りが多い営業であれば、働く場所は割と自由なところが多いでしょう。

また、未経験でも積極的に採用を行っている企業が多いのも特徴。気になる方は先程紹介した求人サイトで調べてみてはいかがでしょうか。

サテライトオフィスの今後

団塊の世代が70歳を超え、これからは介護離職が社会問題になると考えられます。地元に帰ったり、日によっては家から離れられないなど、働き方に制限が生じる人もいるでしょう。

そういった背景から、サテライトオフィスは今後ますます普及してくるはずです。

自由な働き方を手に入れたい方は、ぜひサテライトオフィスで働くことができる企業や職種を探しましょう。

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