>>在宅ワークやフレックス勤務をするには?
「柔軟な働き方を叶える方法」無料ebookで解説
仕事ができる人が持っている「行動力」。あなたは、自分の行動力に自信がありますか。
行動力がある人に憧れているが、いざという時になかなか上手く動けない、という人もいるでしょう。
行動力を身につけることで、仕事での効率や成果のアップ、ワークライフバランスの実現に繋がります。
この記事では、行動力がある人、ない人の特徴や鍛えるための習慣について解説します。
また、今すぐにできる行動力のトレーニング方法や、おすすめ本を紹介します。
行動力とは
行動力とは、自らの意思で積極的に行動を起こせる能力のことです。
仕事においては、ただ指示に従って仕事をするのではなく、自分で考えて積極的・能動的な行動が取れる人のことを指します。
行動力の類語・実行力との違い
行動力とよく似た言葉に「実行力」があります。実行力とは、立てた計画に沿って実際に物事を行う能力のことです。
例えば、仕事で英語が必要になったが、英語力に自信がなかったとしましょう。
そのような場合、英語力を養うために「明日から毎朝5時起きて1時間勉強する」と決められる力が行動力、そして実際にそれを行う力が実行力となります。
行動力と実行力はそれぞれ異なる場面で必要になる能力であり、社会人にとっては行動力と実行力のどちらも必要です。
行動力を身につけるメリット
行動力を身につけることで、仕事やプライベートで次のようなメリットがあります。
人脈が増える
積極的な行動により、人脈を増やすことができます。
新しく知り合った人を通じて新しい仕事の案件が来たり、プライベートを充実させたりすることができるでしょう。
チャンスをつかみやすい
いつ来るかわからないチャンス。
仕事やプライベートでいざチャンスがやってきた時、すばやく反応して行動に移すためには行動力が必要です。
豊富な経験が積める
行動力がある人は「有言実行」型の人。
「この人ならやってくれる」という信頼から、様々な業務に挑戦する機会を得ることが多いです。
自由な働き方を叶えるパラレルワーカーの声
テックキャンプは、未経験からフリーランス・副業で生計を立てているパラレルワーカー5名にインタビューを行い、自分らしいキャリアを歩むための方法を無料ebookにまとめました。
【こんな内容が含まれます】
・副業/フリーランスと会社員時代の年収の違いは?
・複数のスキルで自分らしく働くためにやるべきこととは?

行動力がある人の6つの特徴
身につけることで、仕事やプライベートで様々なメリットのある行動力。
「行動力が欲しいけどどうすればよいかわからない」という人は、まずは行動力がある人をお手本として彼らの考え方や特徴を学びましょう。
好奇心旺盛
行動力のある人は、様々なことに興味を持つ好奇心旺盛であることが多いです。
興味のあることはとりあえずやってみる、気になったことは調べてみるなど、自分の興味や関心に素直に行動を取っています。
多趣味な人も多く、仕事や趣味を通じた広い人脈の持ち主でもあります。
決断が早い
物事を決断するスピードが早いことも特徴の1つ。
悩んでいる時間がもったいない、という考えから、何事に対しても即決することが多いです。
ビジネスではすぐに答えが出せない複雑な問題も多くありますが、このような場合においても論理的に考え素早く次に取るべき行動を導くことができます。
失敗を恐れない
失敗を恐れず、また起きてしまったミス・失敗からもリカバリーが早いです。
やらないことを後悔するより、やってだめだったことを後悔した方がまし、という考えを持っている人が多いでしょう。
たとえ失敗をしてもそこから学ぶものがあればいい、と割り切られるのは行動がある人のメリットの1つです。
気持ちの切り替えが早い
悩むことや考えることよりも行動することが得意なので、嫌なことがあった時でも気持ちの切り替えが早いです。
仕事でミスをして怒られたとしても「次からはこうしよう」と将来の行動を考えることで、ミスを前向きに捉えることができます。
自己肯定感が高い
自分に自信を持っていて、自己肯定感が高いという特徴も。
失敗をした自分を褒め、失敗から学ぶことができるため、様々な経験を積む間にどんどんと自分に自信をつけていけるのです。
信念を持っている
行動力がある人のエネルギー源は、強い信念です。
「こんな人になりたい」「◯◯を成し遂げたい」といった強い気持ちがあるからこそ、多少の苦難や困難を乗り越えられるのです。

行動力がない人の5つの特徴
もっと行動力を身に着けないと、という自覚はあっても、なかなか動けない優柔不断な人もいるでしょう。
ここからは、行動力がない人の特徴について整理していきます。
自分に自信がない
自分に自信がないために積極的な行動が取れないことが考えられる原因の1つ。
「できないかもしれない」「失敗したらどうしよう」というネガティブな気持ちが先走り、どうしても1歩を踏み出す勇気が出ないのです。
このタイプの人は、過去の失敗がずるずると引きずってしまうことも多いです。
完璧主義
完璧主義で準備が完全に整うまで行動に移せない、という人もいます。
周囲からは「丁寧」「真面目」といった良い評価を受ける一方、スピード感が必要な場面では足を引っ張ってしまうことも。
性格なので仕方のない部分もありますが、ある程度の雑さは許容する気持ちも必要でしょう。
慎重すぎる
大胆な行動や感情的な行動が苦手な慎重派の人も、行動力がないと判断されがちです。
完璧主義の人と同様、その慎重さが評価されることもありますが「ゆっくりすぎる」「ビビりすぎ」という評価を受けることもあるでしょう。
変化を好まない
もともと行動を取るのが好きではない、というケースもあります。
変化を好まない、現状維持をしようとする人は、変化に敏感に反応して行動することが苦手です。
行動力がある人は「もっと色々なことを経験したい」「もっとステップアップしたい」と考えます。一方、変化を好まないタイプの人は「現状のままで居られれば良い」と考えているのです。
先延ばし癖がある
「いつかやろう」「時間ができたらやろう」と物事を先延ばしする癖も、行動力をなくす原因。
「資格を取ってステップアップしたい」と考えた時、行動力がある人は早速試験を申し込んで参考書を用意します。一方、行動力のない人は「明日調べよう」とつい先延ばししてしまいます。
行動力を鍛えるための習慣
行動力に自信がない人からすると、行動力は生まれ持った特別な能力のように思われるかもしれません。
しかし、行動力は日々の習慣や考え方を変えることで鍛えることができます。行動力を鍛えるための習慣を解説します。
具体的な目標・期限を設定する
常に目標・目的意識を持って行動をすることは、いざという時に素早く動くために必要です。
仕事やプライベートでの様々なことに対して、具体的な目標や期限を設定するようにしましょう。
例えば「今日15時までに◯◯のタスクを完了させる」「明日は定時で帰って家でドラマを見る」「昼までに家の用事を片付ける」など、いつまでに何をやるかを具体的に設定します。
完璧主義になりすぎない
行動力がない人は「準備がまだ終わっていない」「まだ完璧にできる自信がない」と完璧主義であることが多いです。
準備を念入りに行う、石橋を叩いて渡るような人も社会の中では確かに必要です。しかし、行動力を養うためには完璧主義になりすぎないことも重要。
とりあえずやってみる、という気楽さ・挑戦心も必要です。
できることは今すぐにやる
行動力を鍛えるためには、常に動ける状態にしておくことが大切。
「明日やればいい」「時間ができたらやる」という先延ばし癖を治し、できることは今すぐにやることを心がけましょう。
リスクや失敗ばかりを考えない
リスクや失敗ばかりを考えても、どんどん動きづらくなるだけ。たとえ失敗したとしても、そこから学べばその失敗は経験になります。
成功した場面をイメージし、ポジティブなことを考えることで、緊張が解けてリラックスして行動に移すことができるでしょう。
今日からできる、行動力を鍛える方法
ここからは、今日からできる行動力を鍛えるための方法を解説します。
行動力が高い人と関わりを持つ
行動力が高い人と関わりを持ち、彼らの考え方や行動を起こす時のスピード感を学びましょう。
行動力のある人は、例えば気になったことはすぐに調べる、質問は時間のかかるメールではなくその場でさっと電話で済ませるなどを日常的に行っています。
彼らのポジティブ思考や仕事ぶりを見ることで、あなた自身の行動も変わってくるはずです。
周囲を気にしすぎない
周囲の目を気にしすぎるのをやめ、自分の行動に自信を持ちましょう。
完璧主義や慎重派の人は「これをすると他の人がどう思うか」「失敗するとかっこ悪い」など、周囲からの評価を考えるあまり思い切った行動が取れないことも多いです。
自信が持てない人は自己肯定感を高める方法も合わせて実践することをおすすめします。
できない理由を言わない
できない理由を言うのをやめて「どうすればできるか」「いつであればできるか」を考えます。
すぐに行動に移せなかったのは「その日は他の仕事で手一杯だったから」「寝不足だったから」「その件について知るのが遅かったから」など、言い訳は作ろうと思えばいくらでも作れます。
できない理由や言い訳ではなく、次に同じような状況になった時にすぐに動くためにはどうすればよいか、と考えるのが大切です。
行動力を鍛えるためにおすすめの本
社会人の必要な行動力は、本を読んで学ぶのも方法の1つ。
行動力を鍛えるためにおすすめの本をいくつか紹介します。
0秒で動け
出典:Amazon
すぐ動ける人と動けない人の違いは「頭の使い方」にあるという本書。
わかっているけど動けない、という人のために、すぐ動くためのマインドとスキルが解説されています。
行動に移すまでの考え方を体系的に学びたい人におすすめです。
今日から行動力を一気に高める本
出典:Amazon
行動力を高めるために必要なのは「やる気」のマネジメント。
ちょっとしたコツでモチベーションを刺激しながら行動力を高め、自分自身を成長させていくためのプロセスが解説されています。
行動したいという気持ちがそもそもわかない、行動力のエネルギー源が知りたいという人におすすめです。
超習慣術
出典:Amazon
メンタリストのDaiGoさんによる、よい習慣を身につけるための方法が解説されている本。
習慣は人の行動の45%を占めていることから、人生を思い通りにするための習慣化のコツが紹介されています。
行動力を鍛えるための習慣が続かない、3日坊主になりがちという人は読んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
行動力は普段からの小さな心がけで少しずつ鍛えていくことができます。
職場や家族、友人などの身近な行動力のある人の考え方やスピード感を参考にしてみるのも良いでしょう。