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紙の本よりも軽くてかさばらず、持ち運びにも便利な電子書籍。最近、電車やカフェなどで電子書籍を読んでいる人もよく見るようになりました。
小さなタブレットの中に何十冊という本を保存できることは確かに魅力的ですが、未だに紙の本が好きという人も多くいます。この記事では「電子書籍は読書に最適か」をテーマに、電子書籍のメリット・デメリットを解説します。
電子書籍と紙書籍の利用率
株式会社マクロミルが2018年に行った調査によると、電子書籍と紙書籍の利用率は、紙の書籍が84%、電子書籍は34%、併用率は33%という結果となりました。
紙書籍の利用率の方が圧倒的に多い結果ですが、読書する頻度別に見てみると、結果は異なります。「週に1冊以上読書をする」という人は、紙の書籍が32%、電子書籍が40%という結果となり、頻繁に本を読む読書家たちの間では、電子書籍の方が人気であることがわかります。
参照:PRTIMES
電子書籍と紙書籍の使い分け
上記のアンケートでは、およそ3人に1人が電子書籍と紙書籍を併用しているとの結果が出ていますが、併用派はどのように二つを使い分けているのでしょうか。
電子書籍を配信・販売するオンライン書店のhontoが10代~60代までの男女1200名を対象に行ったアンケートによると、男女ともに外出先や家など、読むシーンで使い分けをしているという回答が約4割と最多でした。
その他、電子書籍と紙書籍で価格の安い方を購入している、ビジネス書や漫画などでジャンルでの使い分け、大事な本は紙で購入、といった回答もありました。
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電子書籍のメリット
読書家たちの中では普及率の高い電子書籍ですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく解説していきます。
本棚が不必要
電子書籍で本を読む一番のメリットは、購入した本は電子書籍端末の中にデータとして保管されるため、本を保管する本棚が不要である点です。不要な本は端末を操作するだけですぐに消去できるため、紙の書籍のようにゴミとして捨てる必要もありません。
このメリットにより、移動や引越しが多い人やミニマリストの間では電子書籍が多く普及しています。
本が安く買える
電子書籍は、利用している電子書籍端末に対応している電子書籍ストアで購入します。
ストアによっては月ごとに無料でダウンロードができる本があったり、電子書籍版は紙書籍よりも低価格で販売されていることがあります。
中には漫画の一話目をすべて無料で読めることもあり、購入前にちょっと読みたい、という場合に最適です。
自宅で本を買える
電子書籍はインターネット経由で購入するため、わざわざ本屋に行く必要はありません。
クレジットカードで決済すると、現金も必要ありません。旅先で本を読みたくなった時に、ホテルから購入し、WIFIなどの環境下でダウンロードをすればすぐに読むことができるのも電子書籍ならではです。
いつでも本を検索できる
気になる本をいつでも検索できることもメリットです。電子書籍の販売サイトの中には、本の中身を10ページほど試し読みできたり、実際に読んだ人の感想を読むことができるため、内容を確認してから購入することもできます。
その他、その書籍に関連する書籍、バックナンバーなども同時に検索できることで、本を選ぶ時間短縮になります。

電子書籍のデメリット
電子書籍が普及していく中で、紙の書籍を愛用している人も多くいます。電子書籍のデメリットについて解説します。
読んでいる実感を持てない
紙書籍を利用している人が電子書籍に対して持っている意見の一つに「電子書籍は読んでいる実感が持てない」「味気がない」ということです。
電子書籍は画面をタッチ・スワイプしてページ移動するため、紙書籍のように手で紙をめくる感覚を味わうことができません。
目が疲れやすい
ブルーライトカットの機能が搭載されている電子書籍端末もありますが、長時間の読書ではやはり紙書籍より目が疲れやすい、という点もあります。
ただでさえスマートフォンやテレビなどで目が疲れているのに、読書の時間までも画面を見ていられない、という意見もあります。
充電の必要がある
定期的な充電が必要な点もデメリットの一つです。
電子書籍以外にも、アプリをダウンロードして動画鑑賞やSNSなどの利用用途があるタブレットの場合、マップやチャットなど一日中使った後、帰宅する電車の中で本を読もうと思ったバッテリーがなくなりそう、といったこともあります。
本の貸し借りができない
物理的な本ではない電子書籍は、家族や友人との貸し借りができない点も不便です。
購入した電子書籍は、オンラインストアのアカウントに結びついているため、そのアカウントでログインしている端末でしか読むことができません。雑誌や漫画などを家族や友人を回し読みがしたい、という場合には紙書籍が適していると言えます。
中古で買えない
紙書籍などのように、古本屋などで安く本を購入することができない点もデメリットです。紙書籍の場合、数年前に出版された本であれば中古で半分ほどの値段で購入することができますが、電子書籍では多少のディスカウントはあっても大きな割引はありません。
おすすめ電子書籍サイト
電子書籍が購入できるオンラインストアは数多くあり、本屋ごとに置いてある書籍が違うのと同じように、オンラインストアによって取り扱っている電子書籍も異なります。
電子書籍と言えばAmazonのKindleや楽天のkoboなどがありますが、ここではそれ以外のおすすめ電子書籍サイトをいくつか紹介します。
U-NEXT
電子書籍で雑誌や漫画をたくさん楽しみたい、という方におすすめなのがU-NEXTです。月額プラン会員であれば、70誌以上の雑誌が読み放題です。
漫画は追加料金がかかるものもありますが、月ごとに無料で読める漫画もあり、またポイント還元サービスも充実しています。31日間の無料トライアルがあります。(2020年2月時点)
DMM電子書籍
国内最大級の電子書籍サイトであるDMM電子書籍では、DMMでしか読めない独占コミックも多く配信されています。一度購入した書籍はPC、スマートフォン、タブレットなど様々な端末で読むことができるため、電子書籍専用の端末を持っていなくても大丈夫です。
Book Live
品揃え豊富なBook Liveでは、無料マンガやクーポン、値引きキャンペーンなど紙の本よりも安く買える機会が豊富です。使いやすい電子書籍ストアNo.1として選ばれたこともあります。キャリア決済、電子マネー、Tポイントなど支払い手段が選べる点もメリットです。
honto
文芸書からビジネス書、雑誌や漫画まで様々な書籍を取り扱うhontoは、ジャンルを問わず多くの本を楽しみたいという読書家におすすめです。
電子書籍だけでなく紙書籍の販売も行っているため、一アカウントで電子書籍と紙書籍の両方の購入ができます。ブックキュレーターが、気分や関心に合わせて本と提案してくれるサービスもあります。
まとめ
電子書籍を活用することで、日々の読書がより楽しめるだけでなく、本屋では手に取ることがないような新しいジャンルの本とも出会うきっかけが得られます。
専用端末がなくても読むことができるので、気になる方はスマートフォンやPCなどで気軽に試してみまっしょう。