【Googleやメルカリなど】OKRの導入事例6選!仕組みを学べる本も紹介

OKRという目標管理手法は、Googleやメルカリが導入したとして有名です。

この記事では、国内外の企業におけるOKRの導入事例や、OKRの仕組みを体系的に学べる本を紹介します。

OKRはテレワークでも使える手法。ワークライフバランスを実現しながら、最大限の成果を出せる組織を作ることに役立つでしょう。

名だたる企業が導入するOKR

OKRは目標管理手法の1つ。


目標管理そのものではなく、組織のビジョン浸透やコミュニケーション活発化を目的としているのが特徴です。

有名企業がOKRを導入したことにより言葉は聞いたことあるけれど、よくわからない…という方も多いようです。


OKRの概要を知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

テレワークで使える目標管理手法「OKR」とは?メリット・デメリットも解説
テレワークでは「社内コミュニケーションが少なくなる」「やる気が出にくい」といった問題も起こりがち。このような問題を解決し、テレワークでも成果を出せる自立した組織を作るのに役立つのが「OKR」という目標管理手法。この記事では、OKRの基礎知識やOKRのメリット・デメリットを解説します。

Googleやメルカリが導入していることで有名

OKRは、アメリカ・インテルのCEOアンディ・グローブがMBO(それまで主流だった目標管理手法)を改良する形で採用したのがはじまりです。

導入企業として世界的に有名なのはGoogle社。GoogleではOKR設定方法を公開しています。

国内で導入企業として有名なのはメルカリです。

OKRの導入事例

ではここからは、国内外6社のOKR導入事例を見ていきます。


OKRの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

Google


出典:Amazon

Googleではインターネット上でOKR導入手法を公開

Googleの元CEOの著書「How Google Works」でも「優れたOKR」について言及されています。一部を抜粋して紹介します。

Googleとプラットフォーム・チームが最近設定したOKRはこんな具合だ。「ジュピターではW個の新システムによって、X個の大規模サービスの大量のトラフィックを処理し、稼働率Y%のときにレイテンシーZマイクロ秒以下を達成する」

出典:How Google Works


このようにOKRは曖昧さを排除したものが望ましいです。達成度を簡単にはかれるからです。

OKRにおける理想的な達成度は60〜70%でOK。質の低い目標100%のときよりも個人のパフォーマンス向上が期待できます。

インテル

出典:サーバー、PC、IoT デバイス、モバイルデバイス向けインテル® プロセッサー

1979年当時インテルは存亡の危機に瀕していました。そこで、これまでの目標管理手法MBOを改良される形で採用されたOKR。

インテルは挽回を期したわけですが、そこにはOKRの4つの威力「フォーカス」「アラインメント」「ストレッチ」「トラッキング」がありました。

OKRにより、インテル社員全員が共通の目的に向かうことができたといいます。

詳しく知りたい方は、後半で紹介する書籍「Measure What Matters」を読んでみるとよいでしょう。

メルカリ


参照:株式会社メルカリ

メルカリでは2015年からOKRを導入。当時日本では「OKR」という言葉自体ほぼ知られていない状況でした。

頻繁に振り返りを行うOKRの特徴を生かし、メルカリはスピーディーに成長。

OKRの進捗状況は「グリーン・イエロー・レッド」で表現し、「達成確率50%程度」「ワクワクするか」をOKR設定のコンセプトにしているといいます。

また、OKRの達成度自体は評価に反映させず、プロセスの中の成果やパフォーマンスを評価指標の1つにしているとのことです。

参照:OKRのリアルなハナシ 〜(株)メルカリの場合〜 | DIO チームづくりのACTIONが集まるメディア | エンゲージメント解析ツール【wevox】

ユーザベース


出典:UZABASE

ソーシャル経済ニュース「NewsPicks」など複数のサービスを運営するユーザベースでは、2017年からOKRが導入されました。

以前は横のつながりがないチームだったといいます。定例ミーティングとチームメンバー全員との1on1を継続して実施し、そこから出てきた課題を見つけ「会社全体を自分ごと化」するためOKRを導入を決めました

チームのステージに合わせて理想的な達成確率を設定しています。

参照:わくわくできる目標設定が自律的なチームを作る──ユーザベースのコーポレート部門によるOKR運用

ココナラ


出典:株式会社ココナラ — coconala Inc.

ココナラでは2016年からOKRを導入。個人のOKRをあえて経営陣のトップダウンで設定し、個人目標が達成されれば全社目標も達成される仕組みづくりに成功しています。

ココナラのOKRは、まず年度ごとに経営陣で全社戦略における目標を決定し、四半期ごとにチームごとの目標に落とし込む流れ。

達成度は5段階で数値化し「平均は2点台」としています。

参照:優秀な人が失敗するのは、目標が曖昧だから。敢えてトップダウンでOKRを運用する理由

Sansan


出典:Sansan – 法人向けクラウド名刺管理サービス

Sansanでは以前はMBOで目標管理をしていました。でもエンジニアは「何を求められているのかわからない」「プロダクトの方向性は?」のように感じ、コミュニケーションが上手く行かない状況が続いていました。

OKRを導入してからは、オリジナリティを出せる範囲が広がり、エンジニアにも浸透できたといいます。

導入の際には、元Googleの方によるコーチングを行って理解を深めました。

参照:自ら「働き方の革新」に挑むのがSansan流。OKRによる目標管理や社内SNS運用を紹介

OKRのメリット



導入実例にいくつか出てきたように、OKR導入には以下のようなメリットがあります

・社員全員が共通の目的に向かうことができる
・スピーディーな成長に役立つ
・業務にワクワク感が生まれる

特に迅速にアップデートできることから、スピード感を持って事業を成長させたい企業に向いた目標管理手法といえるでしょう。

OKRでできることは、詳しくは以下の記事で解説しています。合わせて読んでみてください。

https://mtulife.com/6333

OKRの理解に役立つ本

今回紹介したようなOKRの事例は書籍でも紹介されています。OKRの基礎知識を体系的にまとめられた書籍もあるので、ぜひ参考にしてください。

本気でゴールを達成したい人とチームのためのOKR

出典:Amazon

OKRをこれから学びたい人におすすめの書籍です。

目標管理で起こりがちな課題と、その解決で有効に働くOKRの特徴を学べます。リーダーや、リーダー目線でチームを見たいメンバーの手助けになるでしょう。

Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR


GoogleにOKRを紹介したベンチャーキャピタリストが書いた書籍です。OKRがインテルを復活に導いた理由やGoogle・ゲイツ財団・ユーチューブなどのケーススタディが記されています。

OKRの4つの威力「フォーカス」「アラインメント」「ストレッチ」「トラッキング」が実際に各企業・組織でどうワークしたのかがわかるため、OKRのメリットをイメージしやすいでしょう。

OKR

出典:Amazon

前半は物語形式で、シリコンバレーのスタートアップを舞台に、試行錯誤しながらOKRを導入・運用して社員が変わっていく様子がわかります。

「最初は失敗してしまうことが多い」といわれるOKR。失敗のポイントが物語で読めるため理解しやすいでしょう。

後半は、OKR導入を成功に導く手法が解説されています。

成長企業は、なぜOKRを使うのか?

出典:Amazon

今回紹介したメルカリ・Sansan・ユーザベースなどの日本企業のケースから、OKRの導入・運用のポイントが理解できます。

各企業の導入手法を学ぶことで、企業ごとにカスタマイズするポイントもわかるでしょう。MBOとの違いもポイントごとに解説されています。

OKRの真の目的は目標達成ではない

国内企業での目標管理手法はMBOがいまだメジャーといえます。


でも近年は、テレワーク導入企業が増えたことによって「社内コミュニケーションが少なくなる」「やる気が出にくい」といった問題も。

そこで、上記のような課題を解決できるOKRを使って、コミュニケーションが活発なテレワークでも成果を出せる組織を目指してみてはいかがでしょうか。

以下の記事では、OKRを運用しやすくなるツール・サービスを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

https://mtulife.com/6339
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