仕事を休むことに罪悪感を覚える理由とは?休んでもいい理由も解説

「どうして仕事を休むことに罪悪感を覚えるのだろう」「堂々と仕事を休むにはどうしたらいいのかな」

このように「仕事を休みづらい」と感じる人もいるのではないでしょうか。

仕事を休みたいと思っても、上司や同僚に気を遣ってしまう人は多いです。ですが、適度な休みはむしろ仕事の効率を上げるので、ワークライフバランス実現のためにも大切です。

本記事では、仕事を休むことに罪悪感を覚える理由、そして休むことが大切な理由を解説します

堂々と休むために日頃心がけておくべきこともご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

日本人は働きすぎ?

「日本人は働きすぎ」と聞いたことはありませんか?

実際にたくさん働いているイメージを持っている人も多いと思います。

以下では、日本人の仕事に対する考え方や、世界と比較した労働時間のデータなどをご紹介します

過労死という言葉は日本発祥

過労死という言葉は、日本の過労死問題がきっかけで世界に広がりました

特に話題になったのが、2015年に起きた電通社員による過労自殺です。

もともとは日本以外には無かった言葉なので、世界では「Karoshi」として認知されています。

日本独特の仕事に対する意識

日本人の労働時間が長いのは、日本独特の仕事に対する意識が背景にあります。

以下では、日本人ならではの仕事に対する意識を3つ紹介しましょう

残業は当たり前

そもそも定時退社の考え方がない会社があります

原因としては、残業しないと仕事が終わらないような仕組みや効率の悪さがあげられます。

帰りにくい雰囲気や、長時間働いた人が評価される社風など、古い体質の会社は多いです。

個人より組織重視

個人の主張より協調性が重視されることも、日本独自の意識です。

自分の意思に反して不要な仕事を進めないといけない場面もあり、どうしても非効率的になってしまいます。

仕事はしんどいものという考え方

年齢の高い人ほど「仕事は辛いものだから我慢して当然だ」と考える傾向があります

上司がこのような考え方をしていると、若い世代もそれに合わせた働き方になってしまいます。

世界と比較した時の日本の労働時間

OECDの2018年の労働時間のデータから日本の労働時間とG7各国と比較すると、実はイタリアやアメリカより短い統計が出ています。

しかし、労働時間の減少は、人手不足を原因としてパートタイムの労働者が増えたためであり、正社員だけで見ると年間2,000時間以上の長時間労働が続いています

つまり実態としては、世界トップクラスに働いている国といえるのです。

働き方改革が進む日本

働き方改革は、以下の3本柱で成り立っています。

・長時間労働の是正
・非正規雇用の格差改善
・多様な働き方の実現

これらの推進により、休暇制度の充実や、フレックスタイムなどの自由な働き方が広まりつつあります

一部の企業だけでなく世の中全体に浸透すれば、多くの人にとって、より働きやすい環境となるでしょう。

仕事を休むことに罪悪感を覚える理由

なぜ、仕事を休むことに罪悪感を覚えてしまうのでしょうか?

仕事を休むことを悪いと思ってしまう共通の理由を紹介しましょう

休みにくい職場環境

以下のように何となく休みづらい雰囲気の職場があります。

・有給を申請すると上司に嫌な顔をされる
・周囲の人もあまり休まない
・評価に影響する

このような環境では、仕事を休むことに罪悪感を覚えてしまいます。

上司・同僚に迷惑をかけてしまう

迷惑をかけることに申し訳なさを感じる人も多いです。そもそも、同じ職場内なのでお互いに助け合うことは当然のことです。

しかし、自分が休む時にはなぜか気にしすぎてしまいます。

締切に間に合わない仕事がある

納期に間に合わない仕事があるなら、休むべきではないと考える人も多いです。

顧客に迷惑がかかることや、会社の信用を下げる可能性を考え、罪悪感を覚えてしまうのでしょう。

体調不良を自己責任と考えてしまう

責任感の強い人は、少しくらいの体調不良なら出勤すべきと考えてしまいます

特に、プロジェクトリーダーなど、他の人にはできない仕事を任されている人は無理をしがちです。

体調不良で休むべきではないと考えている人は、あまり休みを取得しないでしょう。

誰かが代わりに仕事をやらなければいけない

他人に仕事を任せることが苦手だと、休むことにも抵抗を感じます。常に忙しい状態でないと不安になってしまう人は、仕事を依頼することが苦手です。

「自分がやらなければ」という意識も大切ですが、時には仕事を振った方が自分のためになります。

自分に厳しすぎる

自分に厳しすぎる人は、休むことに後ろめたさを感じます。完璧を求めるあまりなかなか満足ができず、ストレスをためてしまう人も多いです。

自己評価が低い人や心配性な人は、特に注意が必要でしょう。

仕事を休んでもいい理由

前述のように、日本人は仕事を休むことに罪悪感を覚える人が多いです。

ここでは、仕事を休んでもいい3つの理由を解説します

仕事は休んでもいいものだから

そもそも有給は労働者の権利であり、仕事は休んでもいいものです。1人が仕事を休むことで回らない業務があるならば、それは会社の責任と言えます。

会社に迷惑がかかるということは考えすぎず、休みたいのであれば休みましょう。

パフォーマンスが落ちてしまう

休みを取得せず無理して仕事をしても、生産性は落ちてしまいます。

むしろ、休日と仕事のメリハリをつけてこそ生産性は高まります

最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、休むことが大切です。

休むことで解雇されることはない

休むことでペナルティを受けたり解雇されることはありません

注意点として、上司に連絡もしないで無断欠勤することはダメですが、最低限のマナーを守れば何も問題はないです。

「評価が下がるかもしれない…」などと不安に思わず、堂々と休みましょう。

出社後に体調が悪化し、迷惑をかける可能性

体調を崩している場合、仕事に行った後にさらに体調が悪化することもあります。その結果、会社の人に迷惑をかけることになったり、長期間休むことにもなりかねません。

会社の為にも自分の為にも、体調不良の時には無理に出社せずしっかりと休むようにしましょう。

休むために日頃心がけておくべきこと

「職場に迷惑をかけてしまうのでは?」「上司や同僚から反感をかってしまったらどうしよう」

このように考え、休むことに不安を感じている人は多いです。

ここでは、堂々と休みを取得できるように、日頃から心がけておくべき5つのことをご紹介します

余裕を持って業務を遂行する

苦手なことや大変なことを後回しにせず、余裕を持って業務を遂行することが大切です。業務をたくさん残していると、休んだ時に罪悪感を覚えてしまいます。

基本的には納期に対して余裕を持ち、前倒しのスケジュールを組むようにしましょう。

やることリストを貼っておく

デスク周りにやることリストを貼っておくと、抱えている仕事が可視化できます。急に休まないといけなくなっても、同僚がリストを確認すればやるべき仕事が把握できるはず。

単にタスク管理のためだけでなく、スムーズに引継ぎを行うためにも重要です。

日頃から同僚の仕事などを引き受ける

自分が休んでも快く仕事を引き受けてもらえるように、日頃から同僚の手伝いをしましょう。

職場内でよい関係を築くためには、お互いに支え合うことが大切です。

普段から同僚の仕事を引き受けていれば、自分が休んだとしても罪悪感は覚えにくいです。

残務を極力なくす

引継ぎ業務の負担を減らすためにも、普段から残務を極力なくすようにしましょう。途中から引き継いだ業務は、結局はじめから考えないといけません。

細かいことでも複数の案件があれば、それだけでかなりの時間を要してしまいます。

業務効率を上げるためにも、1日1日、できる限り仕事を完結させるよう意識しましょう。

真面目に働き、周囲からの信頼を得る

真面目に働き、周囲からの信頼がある人は、快く休みを認めてもらえます

反対に、普段だらしないイメージの人が休むと「代わりに頑張ろう」という気持ちにはなりにくいです。

心置きなく休むためにも、普段から精いっぱい働き信頼関係を築くことが大切です。

まとめ

仕事を休むことに罪悪感を覚える人は多いです。

ですが、そもそも休みを取ることは労働者の権利であり、パフォーマンスを発揮するためにも適度な休みは必要です。

そして、後ろめたさを感じないで仕事を休むためには、日頃から同僚と良い関係を築くことが大切といえます。

今回ご紹介した「休むために日頃心がけておくべきこと」を意識すれば、堂々と休みを取得できるようになるでしょう。

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