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これからキャリアを積み上げていきたいが、結婚や出産などのライフイベントとどうバランスを取ればいいのかを悩んでいませんか。
管理職になればワークライフバランスが取れないのではないか、と不安に思っている人もいるでしょう。
女性が結婚や出産後もキャリアを積んでいくためにはどうすればいいのでしょうか。この記事では、仕事もプライベートを頑張りたい女性が気をつけたいことについて解説します。
結婚・出産が女性のキャリアに与える影響
結婚や出産は女性のキャリアに大きな影響を及ぼします。
具体的にどのような影響やリスクがあるのかについて見ていきましょう。
退職・転職
まず、結婚を機に退職したり、フルタイムからパートタイムの仕事に切り替えたりする女性は多くいます。
「これからは仕事ではなく家庭を頑張りたい」という前向きな理由がある一方「仕事と家庭との両立ができない」「夫の転勤で仕事を続けられなくなった」といった理由もあります。
結婚後1~5年間に退職する女性が多い
結婚してからしばらくは仕事を続けていても、その後数年以内に退職・転職する女性も。
理由としては、やはり夫の転勤や家庭の都合、妊娠・出産などが主になります。
一方、結婚してから5年以上が経過すると、家庭と仕事の両立にも慣れてそのまま仕事を続ける人が多くなります。
昇進がしづらい
男性のキャリアにとって結婚がプラスになるのに対して、女性のキャリアにとってはマイナスになると言われることも。
会社が将来の出産・育児による休業などを考えて重要なポジションへの登用を見送ったり、女性自らが昇進に消極的になったりすることなどが理由として挙げられます。
結婚後はなんとか働けていても、妊娠・出産をきっかけにキャリアから外れる女性も多いのです。
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女性が管理職になるメリット
「女性管理職・キャリア女子になるためにはプライベートを犠牲にしないといけない」と考えていませんか?
大変というイメージが強い女性管理職ですが、辛いことばかりではありません。
ワークライフバランスの幅が広がる
「管理職になって、それまでよりも時間に余裕ができてワークライフバランスが整った」という女性もいます。
管理職になると、労働時間や始業・終業時間を自身で決められる裁量労働制になることが多いです。
その分成果を出す責任はありますが、仕事量や働き方をコントロールしやすくなり、家庭との両立が取りやすくなります。
達成感・充実感が得られる
管理職になることで裁量が増え、重要な仕事を任されることも増えます。
部下やクライアントから信頼され、人脈も広がっていくことでしょう。マネジメントする立場として業務や会社を俯瞰的に見ることで、新しい気付きも得られます。
また、仕事を続けるためには欠かせない「認められている」「必要とされている」という実感を持つことができます。
社会に貢献できる
家庭に入り、妻として母として家族に貢献することは素晴らしいことです。
しかし家庭という狭い社会の中では、得られるやりがいや達成感が小さく、限定的になりがちなのも事実。
会社という社会的な組織の中で働き、貢献することで、1人の社会人としてより多くのやりがいを得ることができます。
女性ならではの視点や仕事ぶりが評価されることも、さらなる仕事のモチベーションに繋がるでしょう。

女性がキャリアを築いていくことで大切なこと
結婚・出産などのライフイベントに関わらずにキャリアを築いていくためには、どのように働いていけばいいのでしょうか。
変化を受け入れる柔軟性を持つ
「結婚・出産後もキャリアを積みながら働いていきたい」という人は、自分自身や周囲の変化を柔軟に受け入れる姿勢が大切です。
どれだけ働きたいという気持ちが強くても、妊娠すると一時的に仕事を離れなければいけません。
産休・育休中や復帰後に、元のポジションに別の人がいたり、復帰前とは別の業務の担当になることもあるでしょう。
これらの変化を受け入れ、楽しむことがこそが長く働き続けるコツです。大切なのはキャリアを築き上げていくことではなく、生き生きと働くこと。
育児が落ち着いてから復帰する、育児をしながら働ける職場に転職するなどの選択肢もあるのです。
女性であることを活かして働く
男性と女性は、そもそも考え方や性格、強みが違います。
社会において女性が男性と同等に戦おうとしても上手く行かないことが多いのは仕方がないこと。つまり、女性であることを最大限活かして働いていけばいいのです。
例えば、女性は面倒見がよく調整役としての能力に長けていると言われています。男性にはできないきめ細やかなサポートや、悩みを持つ人の相談に親身に対応することができます。
自分のスキルが活かせるのはどのような場面かを考え、より能力が発揮できる場所を探しましょう。
男性部下は後押しする形でサポート
「関係が悪化したらどうしよう」「女性だからとなめられたくない」と、上司として男性部下との接し方に悩む女性は珍しくありません。
男性部下に対しては、リーダーとして引っ張るような接し方よりも、後ろから後押しする接し方が効果的です。
部下の意見を尊重しながら、改善すべき点をアドバイスして成長を促していきましょう。
女性部下の良い相談相手になる
女性の部下に対しては、同じ女性として良い相談相手になることを心がけましょう。
仕事の悩みや相談は、男性は男性、女性は女性の方がやりやすいものです。仕事のやり方などの業務に関することだけでなく、体調や恋人のことなどプライベートのことも相談にのります。
ただし、相手から無理に話を引き出す必要はありません。「何でも相談にのるから」とだけ伝えておき、後は相手が話すのを待ちましょう。
管理職としての孤独に慣れる
性別に関わらず管理職は他のチームメンバーの輪から離れることが多いです。
「飲み会に上司が来ると緊張して楽しめない」という経験は誰しもにあるでしょう。
「相談できる相手がいない」「弱みを見せられない」という孤独を感じる女性管理職も多いですが、ある程度の孤独は慣れることも必要です。
その代わりに管理職同士で気の合う仲間を見つけたり、仕事は仕事と割り切ってプライベートの人間関係を充実させてみましょう。
以下の記事では、リーダー・管理職が抱えがちな悩みと解決法について紹介しています。こちらも参考にしてみてください。
まとめ
女性管理職は、結婚・出産などのライフイベントや男性部下との関係など、男性の管理職とは違った悩みを持っています。
しかし、悩んだところで何も解決しません。「悩みの原因を自己分析し、女性であることを活かしながら働く方法「これからのライフイベントとキャリアを両立していく方法」を積極的に考えていきましょう。