ノンバーバルコミュニケーションとは。非言語情報の重要性と使い方を解説

話し方やジェスチャー、声のトーンなど、言葉以外のもので情報や感情を伝達するノンバーバルコミュニケーション。

日々の生活の中では無意識でやっていることも多いことでしょう。実は、ノンバーバルコミュニケーションは言葉よりも重要な意味を持っています。

この記事では、ノンバーバルコミュニケーションの重要性や使い方について解説します。

コミュニケーションを円滑に進めることで仕事でもプライベートでも物事がうまく進むようになるでしょう。ワークライフバランス実現のためにも、ぜひ参考にしてみてください。

ノンバーバルコミュニケーションとは

ノンバーバルコミュニケーション(Nonverbal communication)とは何でしょうか。

言語(Verbal)以外の情報を元に相手とコミュニケーションを取る方法です。

話す言葉そのものではなく、声のトーンや話すテンポ、目線、仕草などの非言語情報を用いてコミュニケーションを行います。

言語を伴わないコミュニケーション

ノンバーバルコミュニケーションは、言語を伴わないコミュニケーション手法です。

表情・声・行動などの非言語情報を用いるノンバーバルコミュニケーションでは、以下のように人間の五感を用いてコミュニケーションが取られます。

  • 相手の表情を見る
  • 声のトーンや話す速度を耳で聞く
  • 相手の雰囲気や様子を体で感じる

これらの非言語情報は、特に初対面の相手への第一印象に大きく影響すると言われています。

バーバルコミュニケーションとは

ノンバーバルコミュニケーションの対義語は、言語を使ってコミュニケーションを取るバーバルコミュニケーションです。

会話や電話などの音声によるものの他、メールやチャット、手紙などの文字によるコミュニケーションも含まれています。

以下の記事では、コミュニケーション能力を身につけるメリットついて紹介されています。こちらも参考にしてみてください。

コミュニケーション能力を身に付けることのメリットとデメリットを紹介 | テックキャンプ ブログ
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ノンバーバルコミュニケーションの重要性を示すメラビアンの法則とは

ノンバーバルコミュニケーションの重要性を示すためによく用いられるのがあります。

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した「メラビアンの法則」です。

参照:日本の人事部

非言語情報は印象の9割を決定づける

メラビアンは、相手の話す内容(言語情報)が感情や態度(非言語情報)と矛盾する場合、聞き手はどのような受け取り方をするのかを実験で計測しました。

その結果は以下の通りです。

  • 視覚情報(しぐさ、表情、視線、容姿、身だしなみなど) ・・・55%
  • 聴覚情報(声の高低や大小、話の速さやテンポなど)  ・・・38%
  • 言語情報(話す言葉そのものの意味や内容)       ・・・ 7%

つまり、人とのコミュニケーションにおける言語情報の影響度は1割に満たず、実際には視覚情報や聴覚情報などの非言語情報が聞き手の受ける印象に大きく影響することがわかったのです。

あなたの周りに「大丈夫」と言いながら全く大丈夫そうでない人や、不機嫌に「怒っていない」と言う人がいることはないでしょうか。

私達はすでに無意識の間にノンバーバルコミュニケーションによって多くの情報を得ていると言えます。

ノンバーバルコミュニケーションの役割

コミュニケーションにおいて大きな意味をもつ非言語情報。

具体的にノンバーバルコミュニケーションとはどのような役割を持っているのかを整理しましょう。

言葉を補完する

声のトーンや表情などの非言語情報は、言葉では表しきれないことを補完する役割があります。

2020年東京オリンピック招致のプレゼンテーションにおいて、滝川クリステルさんが言った「おもてなし」という言葉。2013年の新語・流行語大賞に選ばれ話題となりました。

この「おもてなし」も、ただ単調に読み上げていたのであればそれほど話題になっていなかったかもしれません。

表情・声のトーン・スピード、そしてジェスチャーが加わったことで見ている人に強烈な印象を与えることができたのです。

信頼関係を作る

初対面でまだよく知らない相手と接する時、その人の人柄や性格をあなたはどのように判断しますか。

また、反対にあなたは自身の人柄をどのように相手に伝えるでしょうか。

表情・声・振る舞い・身だしなみなどの非言語情報は、あなたが信頼できる人か、話しやすい人かなどの印象を決定づけるのに役立ちます。

つまり、面接や商談などの大事な場面では、ノンバーバルコミュニケーションを意識することで、よりスムーズに相手との信頼関係を築くことができるでしょう。

状況をより詳細に伝える

安心している状況ではのんびりとした声、逼迫している状況では焦っているような声など、非言語情報は状況をより詳細に伝える効果があります。

この効果を利用すれば、例えば真面目は話をする時は声を低くしたり、楽しい話をする時は声のトーンを上げることで、より正確に、効果的に情報を伝達することができるのです。

ノンバーバルコミュニケーションの活用方法

普段から何気なく使っているノンバーバルコミュニケーション。

しかし、中にはこれを戦略的に利用し、プライベートやビジネスの場面で役立てている人もいます。

ここからは、ノンバーバルコミュニケーションの具体的な活用方法について紹介します。

商談の場

商談の場において、言語を伴わないコミュニケーションは大切です。

相手の目を見て真面目な表情で話す場合と、どこか別の方向を見ながら話す場合と、どちらのほうが説得力があるかは言うまでもありません。

言葉では表しきれない内容をノンバーバルコミュニケーションによって伝えることで、相手に思いが伝わり、信頼感・安心感を与えることができます。

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面接の場

商談と同じく、面接の場でもノンバーバルコミュニケーションは重要な要素です。

「見た目ではなくて中身で勝負」という人もいるかもしれません。しかし、身だしなみ・表情・話し方などの非言語情報は、相手に与える印象に大きな影響を持ちます。

話している内容をより正確に伝えるためにも、面接では言葉と同じくらい表情、声のトーン、話し方のトーンなどに気をつけると良いでしょう。

海外旅行先での会話

言葉の通じない人との交流でも、ノンバーバルコミュニケーションはよく利用されています。

笑顔で感謝の気持ちを伝える、大きな声で怒りや焦りを表現するなど、表情やボディランゲージによって伝えることができます。

まとめ

普段何気なく使っていることも多いノンバーバルコミュニケーション。

役割や重要性を理解し、意識的に用いることでプライベートやビジネスでメリットがあります。

次の記事では、ビジネスで特に使えるノンバーバルコミュニケーションのテクニックについて詳しく解説していきます。

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