もっと自由に働きたい!フレックスタイム制が多い職種・業界と仕事・企業の探し方

毎日同じ時間に出勤して、同じ時間に退勤する…そのような毎日が嫌だという方はいませんか?

もっと自由に働きたい、ワークライフバランスを重視したいという人には、フレックスタイム制で働ける仕事がおすすめです。

この記事では、フレックスタイム制が多い職種や業界、企業の探し方について解説します。

フレックスタイム制とは

フレックスタイム制とは、始業や終業の時間を社員が自分で自由に決めることができる働き方です。

労働基準法第32条の3に基づいた労働時間の管理方法です。

フレックスタイム制は、社員の価値観やライフスタイルが多様化する中で、従業員一人ひとりにあった柔軟な働き方を実現するために設計されました

フレックスタイム制が適している業種

ワークライフバランスやストレス軽減などのメリットのあるフレックスタイム制。

しかし、残念ながら全ての業種や職種がフレックスタイム制に適しているわけではありません。

転職情報サイト「マイナビ転職」に掲載されている求人のうち、「フレックス勤務可能」となっている求人の割合が多い業種は以下の通りです。(2018年2月16日時点)

1位 IT・通信・インターネット 7.6%
2位 マスコミ・広告・デザイン 5.6%
3位 コンサルティング 4.8%
4位 メーカー 3.5%
5位 サービス・レジャー 2.9%

フレックスタイム制が適している職種

転職情報サイト「マイナビ転職」に掲載されている求人のうち、「フレックス勤務可能」となっている求人の割合が多い職種は以下の通りです。(2018年2月16日時点)

1位 ITエンジニア 10.4%
2位 WEB・インターネット・ゲーム 8.5%
3位 電気・電子・機械・半導体 6.3%
4位 クリエイティブ 4.7%
5位 企画・経営 4.2%

この結果を見ると、フレックスタイム制に適している企業には次のような特徴があることがわかります。

  • 個人の業務内容や役割が明確で、1人あるいは限られたメンバーで仕事を進められる
  • パソコンとインターネットがあれば時間や場所に関係なく業務ができる

以下の記事では、未経験からITエンジニアに転職した5つの事例が紹介されています。こちらも参考にしてみてください。

フレックスタイム制が難しい職種

IT・ネット関連や技術系の職種がフレックスタイム制を取りやすい一方、次のような職種はフレックスタイム制で働きづらい傾向があります。

  • 店舗ごとに決まった営業時間がある仕事
  • 対面での接客や商談、打ち合わせが必要な仕事
  • 大人数や複数のチームや部署で連携しながら進める仕事

フレックスタイム制を導入している企業

東芝は、2020年5月7日に新型コロナウイルスの感染リスク軽減策としてフレックスタイム制の導入方針を発表しました。ここでは、いくつか導入企業を紹介します

アサヒビール株式会社

出典:アサヒビール株式会社

アサヒグループでは、従業員が働きやすい職場づくりを推進する取り組みの一貫として、フレックスタイム・スーパーフレックス制度を導入しています。

フレックスタイム制の導入と同時に在宅勤務制度やビデオ会議なども活用し、生産性を保つ工夫を行っています

ソフトバンク

出典:ソフトバンク

ソフトバンクは、2017年4月よりコアタイムのないスーパーフレックスタイム制を導入。

チームや個人が最もパフォーマンスが出せる時間に業務を行うことで、生産性と成果を最大化させることを狙いとしています

花王株式会社

出典:花王株式会社

花王は2015年7月から午前7時から午後8時までをフレキシブルタイムとする、コアタイムのないフレックスタイム制を導入しています。

社員の生活スタイルや海外とのやり取りなど業務に合わせた働き方を実現することで、残業時間の削減効果が出ているとのことです。

フレックスタイム制で働く・働きたい人が注意すべきポイント

フレックスタイム制は、企業によって具体的な制度内容が異なります

フレックスタイム制で働いている、または働きたい人は次のポイントについてよく確認・理解しておくことが大切です。

清算期間

清算期間とは、フレックスタイム制において労働者が勤務するべき時間を定める期間のことです。

清算期間は賃金の計算に合わせて1ヶ月に設定するのが一般的ですが、企業によっては2週間などのケースもあります。

なお、清算期間は最長1ヶ月と定められています。

総労働時間

総労働時間はいわゆる所定労働時間です。

フレックスタイム制は1日ごとではなく1ヶ月などの清算期間で総労働時間を計算します。

つまり、清算期間内で総労働時間を超えた分は残業代が支払われるのです。反対に総労働時間に足りない時間分は、給与がカットされるか翌月に持ち越されます。

コアタイム・フレキシブルタイム

多くの企業がフレックスタイム制の実施にあたり、コアタイムとフレキシブルタイムを設定しています。それぞれの時間の定義は以下の通りです。

  • コアタイム:1日の中で必ず出勤しなければいけない時間帯
  • フレキシブルタイム:従業員が自身の裁量で決められる時間帯

フルフレックス・スーパーフレックスとは

コアタイムはフレックスタイム制を採用している多くの企業が設定しているが、必ず設定しなければいけないものではありません。

企業によっては、コアタイムがなく従業員が完全に自由に勤務時間を決められる企業もあります。

そのようなコアタイムがないフレックスタイム制を、フルフレックスやスーパーフレックスと呼びます

フレックスタイム制で働きたい人におすすめの転職サービス

自分のライフサイクルやライフスタイルにあった働き方を求めて転職する人が多くいます。

最後に、フレックスタイム制の仕事を見つける際に利用できるおすすめの転職サービスについて解説します

転職・求人サイト

転職・求人サイトでは、たくさんある企業の求人の中から職種や勤務地、給与などの条件から自由に検索、応募することができます

登録や利用手数料は無料なものがほとんどで、サイト経由で直接応募したり、企業とやり取りができる便利なサービスです。

転職・求人サイトには、幅広い業種や業界の求人を取り扱う総合型と、業界や利用者の属性(年齢層・性別など)を絞った特化型があります。

主なサービスを紹介するので、気になるサービスはとりあえず登録してみると良いでしょう。

総合型(業界や業種を限定せず幅広く求人を見たい人におすすめ)

特化型(業界や利用者の属性に絞った求人を見たい人におすすめ)

  • マイナビ転職:「未経験可」や地方の求人が豊富
  • キャリトレ:「20代で未経験可」やベンチャー企業の求人が多い
  • Green:IT業界に特化している

エージェント

転職エージェントとは、キャリアアドバイザーとの面談などを通して希望にあった求人を紹介してくれるサービスです。書類添削や模擬面接など応募する求人選びから採用までを強力にサポートしてくれます。

転職・求人サイトとの違いとしては、転職エージェントでは基本的にキャリアコンサルタントと二人三脚で転職を進めます。1人では不安という人や、転職のプロのアドバイスが欲しいという人におすすめです。

また、転職エージェントでは一般には公開されていない非公開求人も多く取り扱っています。エージェント経由で応募することで選考がスムーズに行くこともメリットの1つです。

転職・求人サイトと同様、エージェントも総合型と特化型に分類されます。

総合型(業種や業界を問わず広い視野で提案してほしい人におすすめ)

特化型(特定の業界・業種の案件が豊富で希望の求人が見つかりやすい)

まとめ

フレックスタイム制には適している業界や職種があります。

フレックスタイムで働きたい場合には、異業界への転職やキャリアチェンジなども考慮しながら慎重に判断する必要があります。

転職サイトやエージェントなども上手く活用しながら、進めていきましょう。

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