傾聴力が活かせる仕事とは?就職・転職で傾聴力を自己PRする方法も解説

「傾聴力が活かせる仕事」と聞いて、あなたはどのような職業を思い浮かべますか。

コミュニケーションスキルの1つである傾聴力は、身につけることで就職・転職でも活かすことができます。

また、ワークライフバランスの提唱者である小室淑恵さんは、「傾聴力は、個人だけでなくチーム全体の仕事の効率を上げるためにも大切である」と発言されています。

傾聴力があると、様々な面で効果をあげることができるでしょう。

この記事では、傾聴力が活かせる仕事や面接で傾聴力をアピールする方法を解説します

傾聴力とは

傾聴力とは相手の話に耳を傾け、聴く力です。

「聴く力」と聞くと、カウンセリングやコーチングなどをイメージされるかもしれません。

しかし、傾聴力は職業を問わず、ビジネスやプライベートのあらゆる場面で使える汎用的なスキルです。

傾聴力の高い人の特徴

高い傾聴力を持つ人は、いわゆる「聞き上手」とも呼ばれています。その特徴としては、次のようなものがあります。

  • 聞いている時のアイコンタクトや相槌が上手
  • 相手の話をさえぎらない
  • 話を聞いている時の表情が豊か
  • 聞いているフリをしていない
  • 相手に興味を持って聞いている
  • 聞き終わった後に感想や質問を言ってくれる

傾聴力が活かせる仕事

「聞き上手だと言われたことがある」「傾聴力を活かせる仕事に就きたい」という人のために、傾聴力が活かせるおすすめの仕事をいくつか紹介しましょう

臨床心理士

臨床心理士は、心の問題を抱えたクライアントの話を聞き、カウンセリングなどを通して問題解決に向けたサポートをする仕事です。

教育、医療、福祉、産業などの様々な分野で活躍しています。

国家資格は必要ではありませんが、心の医者としての高い専門性が求められる職業です。臨床心理士になるためには、臨床心理士指定大学院を卒業する必要があります。

公認心理師

公認心理師は臨床心理士と同様、心の問題を抱える人に相談・助言・指導などの援助を行います。心理学の専門知識が求められる高度な職業です。

勤務先によっては「スクールカウンセラー」や「心理カウンセラー」と呼ばれることもあります。

公認心理師は国家資格の取得が必要で、そのためにはまず大学と大学院で定められた科目や実習を修め、受験資格を得る必要があります。

メンタルトレーナー

メンタルトレーナーは、クライアントのストレスや悩みに対して精神(メンタル)面からサポートする仕事です。

心の状態を改善することで、体の動きやパフォーマンスを向上させていくことが大きな目的です。

スポーツやビジネスなどの分野でも活躍しています。

必須の資格はありませんが、メンタルトレーナーの民間資格や臨床心理士の資格などを持っている人も多くいます。

社会福祉士

社会福祉士とは、福祉施設や病院などで高齢者や障害を持った人やその家族に対して、悩みを聞いたりアドバイスや指導を行ったりする職業です。

心のケアが専門であるため、直接介護することはありません。なお、施設によっては「ソーシャルワーカー」や「生活相談員」と呼ばれることもあります。

社会福祉士になるためには、大学や短大で所定の科目や実習を修めた後、国家試験に合格する必要があります。

キャリアカウンセラー

キャリアカウンセラーとは、進学や就職などのキャリアに関する相談にのり、アドバイスをする仕事です。

話をただ聞くだけでなく、本人の希望を引き出したり、価値観やスキルに応じて最適なキャリアパスを提案したりすることも仕事に含まれています。

資格が必須な仕事ではないため、人材派遣会社や転職支援会社などで採用されれば、未経験からなることもできます。

一方、教育機関や公的職業支援機関においては、キャリアカウンセリングに関する資格が求められることがほとんどです。

営業職

傾聴力が活かされるのは、カウンセリングやコーチングの仕事だけではありません。営業職においても傾聴力は必要です。

商品やサービスを売るためには、まず相手の話を聞き、相手の考えや望みを正確に把握することが大切。そしてそのために必要なのが、傾聴力なのです。

傾聴力は「相手から話を上手く引き出す力」でもあります。このスキルを身につけることで、よりスムーズに相手とコミュニケーションを取ることができるでしょう。

以下の記事では、営業職の将来性と必要なスキルが紹介されています。こちらも参考にしてみてください。

傾聴力は自己PRにもなる

これまでの解説の通り、傾聴力は職業を問わずに求められるコミュニケーションスキルの1つです。

そのため、就職や転職の際には傾聴力は自己PRとしても使うことができます。具体的な方法を解説します。

就職・転職活動で傾聴力をアピールする方法

面接などで傾聴力をアピールする際は、具体的なエピソードや、あなたの傾聴力が活かされる場面を話すことが大切です。

あなたの傾聴力が企業や組織にとってどのようにプラスになるかを明確にイメージしてもらう必要があります。例えば、次のようにアピールすることができるでしょう。

アルバイトをしていた飲食店では、他のスタッフの悩みやお客さんからの要望を聞き、自分なりに改善策を考えて店長に提案していた。相手の話を聞き、そこから自分で考えて提案する力を仕事でも活かしたい

大学時代は、サークルの副キャプテンとしてメンバーやキャプテンと話をする機会が多かった。意見の対立もあって全員を取りまとめることは大変だったが、聴く力を養うことができた。様々な意見を公平に聞き、理解する能力を、製品開発や社内の人間関係維持に役立てたい

まとめ

相手の話に耳を傾け聴く、傾聴力。身につけることで相手のことをより深く理解することができ、信頼関係の構築に役立ちます

聞くことが苦手、という人はまずは相手の話を最後までしっかりと聞くことから始めてみましょう。

以下の記事では、双方の主張を尊重するコミュニケーション方法「アサーション」について紹介しています。こちらも参考にしてみてください。

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