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上司や偉い人にいい顔をしたり、付き合いで参加する飲み会など、職場での人間関係にうんざり…という悩みやストレスを抱えていませんか。
仕事自体に問題はなくても、職場の人間関係が原因で転職や退職をしてしまう人も少なくありません。
この記事では、職場での人間関係のストレスや疲れを軽くするために今すぐ試したい6つのことを紹介します。
ワークライフバランス実現のためにも、今すぐ職場のストレスを減らしましょう。
人間関係は大きなストレスの原因
メディケア生命保険株式会社が2018年に20歳~59歳のビジネスパーソン1,000名(男性500名/女性500名)を対象に行ったアンケートによると、仕事で「人間関係の悩み」が疲れ・ストレスの原因になっているという人は26.7%でした。
34.3%の「給料が少ない」に次いで第2位となっています。
人間関係の問題は転職理由の大きな一つであり、次の職場選びでは人間関係を最も重視する、という人も多くいます。
新しい職場の場合に心がけるべきこと
もしあなたが転職・就職をしたばかりであれば、まだ人間関係で大きなストレスを抱えてはいないかもしれません。
その場合、将来のストレスを防ぐためにどんなことを心がけるべきでしょうか。
まず、挨拶などの基本的なコミュニケーションや疑問・質問を積極的にすることが大切です。
あなたから積極的に話しかけることで、相手は「信頼されている」と感じることができます。そして、その信頼感があなたの信頼関係の構築に繋がります。
また、無理をしないことも重要です。
早く結果を出したいという気持ちもあるかもしれませんが、途中でエネルギー切れにならないためにも自分のペースで仕事をこなしましょう。

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職場での人間関係に疲れた時に今すぐ試したい6つのこと
職場での人間関係の疲れ。辛い気持ちはわかりますが、その疲れは小さな行動で軽減することができます。
転職などを考える前に、まずはこれから紹介する6つの方法を試してみましょう。
以下の記事では人付き合いを改善する方法について解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。
ライバル意識や闘争心を捨てる
もしあなたの疲れの原因が、職場の仲間との競争や仲間へのライバル心であるとします。
その場合は、ライバル意識や闘争心を捨ててみましょう。
職場の人間をライバルとしてみている限り、精神的な緊張からは逃れられません。
周囲と争うことをやめることで、あなたは職場=戦場という考えから脱することができるのです。
プライドを捨てる
プライドを捨てましょう。
プライドが高く、完璧主義であるほど、他人の評価が気になってストレスを抱えがちです。
失敗を恐れて自由な行動ができなかったり、周囲の機嫌ばかりを気にする「ご機嫌取り」になってしまいます。
自己肯定感を高め、自分に自信を持つことで「他者からどう思われようと自分は自分」と思うことができます。
率先して挨拶をしてみよう
挨拶はコミュニケーションの基本です。
新入社員のころは自ら積極的に挨拶をしていても、年次が上がるにつれて誰かが挨拶してくれるのを待つようになった、という人もいるのではないでしょうか。
自ら挨拶することができない人は「自分は挨拶される側だ」というプライドやエゴにとらわれている可能性が高いです。
無駄なプライドを捨てるためのトレーニングの1つとして試してみることをおすすめします。
贔屓や媚びる態度をやめる
人間には誰しも、自分の存在を認めてほしいという「承認欲求」があります。
特定の人だけを贔屓・媚びる態度は、それ以外の人の「承認欲求」を傷つける行為です。
人間関係を無用に悪化させる原因になるでしょう。
良好な人間関係を保つためには、相手を尊重し、相手の承認欲求を満たすことが重要です。
「自分がされて嫌なことはしない」という基本的な考えを持ち、全ての人に平等に接することで、よい関係が築けるでしょう。
物事をリフレーミングする
リフレーミングとは、物事の見方や思考などを今見ているものとは180度違う見方で捉え直すという考え方です。
心理学の一種である神経言語学的プログラミングの中で使われるテクニックになります。
例えば、「口下手」は「聞き上手」、「飽きっぽい」は「好奇心旺盛」など、一見ネガティブなことでも、考え方を変えることでポジティブなことになります。
職場の人間関係に疲れやすい人は、身に起こった出来事をネガティブに解釈する癖が強いことがあります。
そのため、リフレーミングによってネガティブなことをポジティブに考え直すことで、気持ちの切り替えがしやすくなるのです。
プライベートを充実させる
職場の悩みがストレスになるのであれば、プライベートの生活を充実させてみましょう。
職場の人間関係が悪くても「プライベートが充実しているから気にしない」という人もいます。
彼らは「仕事は仕事。人生の一部分」と割り切ることで、問題を問題として扱っていないのです。
終業後や週末が楽しみになるような趣味や予定を入れることで、彼らのように「仕事は仕事」と割り切ることができるでしょう。
趣味がなくて悩んでいる人は以下の記事を参考にしてみてください。
2:8の法則で考える
2:8の法則とは、ほとんどの現象には、2:8程度のばらつきがあるというものです。
「交通量の8割は、道路の2割に集中している」「働きアリの8割は実は遊んでいる」などがこの法則の例として挙げられます。
これを仕事に当てはめると以下のように考えることができます。
- 仕事の8割は楽しくて、2割はつらい
- 職場の人間関係の8割は良好で、2割は悪い
この2:8の法則はいわば自然の摂理であり、変えられないもの。つまり「世の中はそうなっている」と解釈することで、問題を問題として捉えることをやめられるのです。
2:6:2の法則と呼ばれることも
2:8の法則は、2:6:2の法則と呼ばれることもあります。これは全てのことが2:6:2程度で、うまくバランスをとっているというものです。
例えば、あなたの意見に賛成する人が2割いれば、反対する人が2割、賛成でも反対でもない人が6割いる、といった具合です。
職場の人間関係に当てはめると、あなたに合う人が2割、合わない人が2割、どちらでもない(中間の)人が6割、ということになります。
つまり、もしあなたに合わない人がいても、それは全体の2割にあてはまる人だと考えることで、割り切ることができるのです。

他人は変えられないが自分自身は変えられる
職場の人間関係に疲れやストレスを感じる人は、そのストレスを「他人を変えること」で解消しようとしがちです。
しかし、他人を変えることはほぼ不可能なことです。なぜなら、人が変わるためには本人が「変える」という強い意志を持つことが必要なためです。
他人を変えるために無駄なエネルギーを使うことをやめ、あなた自身の考え方や行動を変えることに注力することで、最も簡単に、最速で人間関係の疲れから開放されることができるでしょう。
まとめ
1日の多くの時間を過ごす職場のストレスは、そのままあなたの心身の健康状態に関わってきます。
ストレスを溜め込んで体調を崩してしまわないよう、積極的にストレスを軽減させる行動を取っていきましょう。