>>在宅ワークやフレックス勤務をするには?
「柔軟な働き方を叶える方法」無料ebookで解説
「ワークライフバランスがうまく保てずプライベートが充実しない」
「職場の人間関係がうまくいかない」
このような理由から、働きたくないと感じることがありますよね。
「もういっそ会社を辞めてしまおうか」と考えている人もいるかもしれません。
しかし、以下のように考える人もいるでしょう。
「このまま辞めても次の仕事は見つかるのだろうか」
「できれば職場は変えずにこの気持ちをどうにかしたい」
今回の記事では働きたくないときに、転職するべきか、このまま働き続けるべきかの判断基準を解説します。
働きたくない理由は大きく4つに分かれる
出典:仕事をしている人の84%は働きたくないと思う瞬間がある?1000人を対象にアンケート調査
上記のアンケートによると、仕事で働きたくないと思ったことがある人は84%にも上ります。
そしてアンケート結果にあった「働きたくない理由」を整理すると、以下の4つに大分されることがわかりました。
職場の人間関係への不満
- 1位:職場の人間関係がつらい(196人)
- 5位:上司が嫌い(55人)
働きたくない理由上位5つのうち2つが、人間関係についてでした。
また、実際に会社を辞めた理由について調査したアンケートによると、上位3つのうち2つが人間関係によるものでした。
働き方への不満
- 2位:疲れる/体が辛い(125人)
- 3位:休みがない/残業が多い(100人)
- 8位:朝起きるのが辛い(35人)
- 9位:家事との両立が大変(33人)
- 10位:通勤がストレス(31人)
2位の「疲れる/体が辛い」や8位の「朝起きるのが辛い」はさまざまな要因が考えらえます。
これは3位の「休みがない/残業が多い」から身体的な負担がかかっている可能性もありますし、人間関係のストレスから派生していることも考えられるでしょう。
残業が多いのは、仕事を効率化させることで解決できる部分もあります。仕事の効率化については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
また10位の「通勤がストレス」は、とくに都市部に通う人に当てはまるでしょう。満員電車のストレスは戦場以上という調査結果もあるぐらいです。
最近ではリモートワークなどの働き方を進めている会社もあるので、調べてみるといいでしょう。リモートワークについては以下の記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
仕事に対するマインド
- 7位:働かずに暮らしたい(36人)
誰もが一度は思うことかもしれません。一時的にモチベーションが低下している場合も、ぼんやりと考えがちなことでしょう。
一時的な感情である場合は、モチベーションアップの方法を試して改善を図れます。しかし長期的に働きたくない状態が続くのであれば、他のアプローチを考えましょう。
もしかすると「仕事内容自体が合わない」「他にやりたいことができた」といったケースも考えられるからです。
仕事内容・待遇への不満
- 4位:やりがいがない(58人)
- 6位:給料が安い(54人)
「やりがいがない」のは、前述したような一時的なモチベーション低下も考えられますし、そもそも会社の事業内容や理念に共感できないケースも考えられます。
「給料が安い」のは、成果報酬の部分が大きければ働き方を変えて解決できることもあります。
しかし「そもそも基本給が低く年齢的にアップが見込めない」「労働時間・労働内容に対して明らかに給料が低い」といった部分は、働き方の工夫だけでは解決できないでしょう。
自由な働き方を叶えるパラレルワーカーの声
テックキャンプは、未経験からフリーランス・副業で生計を立てているパラレルワーカー5名にインタビューを行い、自分らしいキャリアを歩むための方法を無料ebookにまとめました。
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・副業/フリーランスと会社員時代の年収の違いは?
・複数のスキルで自分らしく働くためにやるべきこととは?

転職すべき?働きたくないときの判断基準
働きたくないとき「もう仕事を辞めてしまおうか」と考えることもあるでしょう。
しかし「このまま辞めて次の仕事は見つかるのだろうか?」と不安になることも。
そういった場合は、以下の基準を「会社を辞めるべきかどうか」の判断基準にしてください。
自分のアプローチで改善できるか
まずは自分で解決する方法を考えましょう。
例えば人間関係に対しては以下のような方法があります。
- 丁寧な言葉遣いや態度を心がける
- 相手のいいところを見つける
- 対象人物と距離を置く
また、仕事効率化による働き方改善については以下の対処法があります。
- デッドラインを決める
- To Do リストを活用
- メールチェックは時間を決めてやる
しかしこういった自分の工夫では改善しきれない部分がある場合も。例えばパワハラ・セクハラなどがある場合は、部署異動を申し出たり、転職を考えたりしましょう。
次につながる仕事か
今の仕事は次につながる仕事ですか。
例えばまだ入社して1〜2年の場合、ある程度1つの組織に属して働いた経験(勤続3年以上など)があったほうが、次の会社に決まりやすい場合もあります。
一方で働き続けても知識・経験を蓄積できない場合は、転職活動でアピールしにくいことも。
キャリアが活かせるような仕事でないのであれば、現時点で辞めて働きたいと思うような会社に転職するのも1つの手です。
ブラックな働き方で不健康になっていないか
「自分なりに仕事の効率化をはかっても間に合わないような業務量を任される」
「長時間労働・残業が当たり前なのにそれに見合った給料が支払われない」
こういった状態で身体的・精神的に追い込まれていないでしょうか。
そのまま働き続けると体を壊して休業を余儀なくされることも考えられます。そうなる前に転職を選択肢に入れましょう。
もし「働きたくないけど、転職するほどでもないな…」と感じたら、以下の記事がおすすめ。今の職場内で解決できる方法を紹介しています。

働きたくない人はどんな仕事に転職すべき?
「このまま今の会社にいても働きたくない状態が続いてしまう」と考えられる場合は転職を考えましょう。
その場合は以下のような仕事を選ぶ道があります。
在宅でできる仕事
そもそも会社に出社して仕事をすること自体が厳しいのであれば、在宅でできる仕事を見てみましょう。
クラウドソーシングサービスを使えば、誰でも在宅でできる仕事を受注しやすくなっています。
以下に未経験でも在宅でできる仕事を挙げましょう。
- Webライター
- アフィリエイター・ブロガー
- YouTuber
- せどり
この他にも在宅で働きやすい職種として「Webデザイナー」や「エンジニア」などもあります。スキル・経験がある程度必要なので、一旦正社員として働くのがおすすめです。
以下の記事もあわせて参考にしてください。
趣味の延長線上でできる仕事
「働く」あるいは「働かされている」という感覚が苦手な人は、好きなことを仕事にしやすい職業を考えましょう。
例えばアクセサリー作りが趣味であれば、それをそのまま仕事する道もあります。以下に主な仕事を挙げましょう。
- ハンドメイド作家
- ネイリスト
- フラワーアレンジメント講師
- イラストレーター
- アパレルショップ店員
- 英会話講師
- スポーツインストラクター
- フォトグラファー
人と関わらない仕事
コミュニケーションが苦手で働きたくないのであれば、人とあまり関わらない仕事を選ぶのもいいでしょう。
例えば以下のような仕事は、正社員でも人とあまり関わらない仕事です。
- プログラマー
- システムエンジニア
- 警備
- 工場作業
- 新聞配達
- 清掃
- ゲームテスター(デバッガー)
- 配達・配送ドライバー
- 電車運転士
- 図書館司書
これらの仕事について詳しくは以下の記事をご覧ください。
働きたくない人が知っておくべき制度
働き方を変えることで、ワークライフバランスを整えて生き生きと働けるようにもなります。
以下のような制度を知って、柔軟な働き方ができる仕事を探してみましょう。求人サイト内で以下のキーワードを検索すれば、該当する企業が表示されます。
フレックスタイム制
従業員が自分で働く時間を決めて働ける制度です。日中4時間程度を出社必須なコアタイムに、それ以外をフレキシブルタイムに設定するのが一般的。
一般的な企業の始業時間は9:00・終業時間は17:00ですが、家庭環境などの影響で出社が難しい場合もあるでしょう。育児や介護との両立に悩む人におすすめです。
厚生労働省の調査を元に算出されたデータによると、日本企業全体でフレックスタイム制を導入している会社は5.6%に止まります。
一方業種別に見ると、以下の3業種の導入率が高いことがわかりました。
- 情報通信(IT)業:25.3%
- 学術研究、専門・技術サービス業:13.9%
- 複合サービス事業:12.3%
求人を検索する場合は、こういった業種に絞って検索してみるのもよいでしょう。
週休3日制
週休3日制の会社に転職することで労働時間を減らせます。「週5日働いて2日休むだけでは体力がもたない」といった場合は、こういった働き方ができる仕事を選ぶのも1つの手です。
平成31年の厚生労働省の調査によると、週休3日制を導入する企業は7.7%でした。一方平成30年は6.9%・平成29年は6.0%・平成28年は5.8%となっており、週休3日制を導入する企業は増加傾向にあることが伺えます。
例えば以下のような企業が週休3日制を導入しています。
- 佐川急便株式会社
- Zホールディングス(ヤフー)
- 株式会社ユニクロ
- 日本IBM株式会社
- 株式会社Blanc
詳しくは以下の記事も参考にしてください。
リモートワーク
「リモートワーク」とは「テレワーク」と同様に使われる言葉。会社から離れた場所で業務を行う働き方です。
毎日の通勤が苦痛である場合は、こういった働き方を会社として導入する企業を選ぶ方法もあります。
また、リモートワークで働きやすい職種に転職する道もあります。例えば以下のような職種です。
- ITエンジニア・プログラマ
- ライター
- デザイナー
- マーケター
- 管理業務
詳しくは以下の記事も参考にしてください。
また「働きたくない…」とならないような転職活動を
なんとなく働きたくない状態で転職しても、転職を繰り返す可能性があります。これを避けるためには、なぜ「働きたくない」と感じるのかを分析しましょう。
働きたくない理由がわかれば、それを軸に企業分析を行えます。あなたの働きたくない条件を定義し、それに当てはまらない企業をリストアップして転職活動を行いましょう。