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最近よく聞くようになった「自己実現」という言葉。自己実現を果たすことは自分の人生の軸となるものを追及することができ、ワークライフの実現にも繋がってきます。
では、どのように自己実現できている状態に近づけていったらいいのでしょうか。この記事では、自己実現ができる人・できない人の特徴と、自己実現をする際に参考になる本について解説します。
自己実現は一朝一夕にできるものではないですが、自己実現ができる人の特徴からヒントを得て思考の転換をしていくことできっと理想の状態に近づいていくはずです。
自己実現できる人の特徴
自己実現をしたいと思っていても、実際にやるとなると一筋縄ではいかないもの。
自己実現をできる人には、自己実現につながる特徴を数多く持っています。ここでは、自己実現できる人の特徴について解説します。
やりたいことに素直に取り組めている
自己実現ができている人の特徴のとしてまず挙げられるのは「やりたいことに素直に取り組めている」というものになります。
社会の出ると、大人になるまでに比べ、我慢しないといけない場面に遭遇することが多くなる傾向に。
そのような状況でも自己実現ができている人は、自身の感情に正直に向き合い、本当にやりたいことをやるべき仕事として取り組んでいます。
自分の好きなことであればやりがいを感じることもできますし、それが自身の強みにもつながっていきます。
物事を俯瞰して見ることができる
自己実現をしようと考えていても、独りよがりになって、周りの協力を得られない状況では実現はどうしても難しいもの。
そんなときは「自分が今どんな状況なのか」「周りの人はどのように思っているか」など物事を俯瞰して見ることも自己実現をするためには重要な力になります。
物事を俯瞰して得られる知見は、自身の力が周りの人や社会にどのように役立つかを知るヒントになってくるでしょう。
能動的に動くことができる
自身の力がどのように役立つかの知見を得たとしても、それを実際の行動に移せなければ自己実現をすることは困難に。
自己実現ができる人は、得た知見などから新たなアイディアを思いつくと、迅速に次の行動に移すことができます。
また、自分ひとりでは実現できない壁にぶつかっても、周りを巻き込んでその壁を超える方法を見出していくという特徴も持っています。

自分のありのままの姿を受け入れられる
自己実現をしようする際に、他人と関わっていると自分と考えが違うことに対し、違和感を覚えることも。
その違和感は、時に他人の長所・短所として目に付いてしまい、自身と比較して劣等感や優越感を感じることもあるでしょう。
しかし、自己実現ができる人は、そんなときでも「人は人、自分は自分」という考えのもと比べることをしないので、結果として優越感や劣等感を感じることもありません。

創造性があり、多様な発想をすることができる
通常、新しいことを始める際には、今までやってきた方法や慣習に囚われてしまうことも。
しかし、自己実現ができる人は、新しいことを始めるときは今までのやり方にこだわらず、多様な発想で自由に物事に取り組む傾向があります。
自己実現をするためにも広い視野を持ち、自分のやりたいと思うことを軸に常識にとらわれない方法をとって、新たなルールや常識を生み出してみましょう。
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自己実現できない人の特徴
自己実現ができる特徴を持っている人もいれば、反対に自己実現ができない特徴を持っている人も。
多くの自己実現ができない人が陥ってしまうパターンとして、日々の忙しさかまけてなりたい姿や目標に対し、見て見ぬふりをしてしまうというものがあります。
周りの人を見て、羨望のまなざしを向けるのは簡単なことですが、なりたい自分のあり方を決めるのはどうしても時間が掛かるもの。
忙しさを理由にして、自分のなりたい姿を明確にする時間を取らなければいつまでも自己実現をすることはできないでしょう。
また、やりたいこと優先するがあまり無計画に進めてしまうのも、自己実現ができない人の特徴の一つ。
仕事やスポーツなど、やりたいことを一生懸命やってもすぐには成果に繋がらないことはよくあることです。そんなときに、何も考えず、がむしゃらにやっていたのではいつまでも自己実現に結び付けることはできません。
この成果が出る前の期間で、どれだけ忍耐力を持って、周りと自分の状況を把握しながら効率的に動けるかが自己実現につなげるための重要なポイント。
自己実現をしたいと思ったときに、上記のような自己実現ができない人がとってしまう行動をしていないか一度チェックをしてみましょう。

自己実現をする方法
自己実現を目指すなら、自己実現の考え方を定義したマズローの「欲求階層説」を理解しておくとよいでしょう。
マズローは人間の欲求は、下記の順番で満たされていくと定義をしています。
- 生理的欲求
- 安全的欲求
- 社会的欲求
- 承認欲求
- 自己実現欲求
安全的欲求を満たすためには、まず生理的欲求が満たされている必要があるというように、上位の欲求を満たすためには下位の欲求が満たされている必要があります。
承認欲求までの欲求がしっかりと満たされていることが確認できて初めて「自分らしく生きたい」というような自己実現欲求を満たすことが可能に。
自己実現欲求を満たすためには、現在いる階層を確認するとともに「自身の強みを見つける」「軸となる価値観を見つける」などのことも並行して進めるようにしましょう。
マズローの欲求階層説及び自己実現をする方法の詳細については、下記の記事で解説しているので参考にしてみてください。

自己実現をしたい人におすすめの本
自己実現に関する書籍は数多く出版されており、自己実現に至るまでのアプローチの仕方は様々。
ここでは、自己実現をしたい人におすすめの本を紹介します。
マズロー心理学入門
本書は、中野明著の自己実現のための入門書となる一冊。
マズローが提唱している「欲求階層説」を解説するともに、マズロー本人の人生や欲求階層説を定義するに至った思想についても解説してあるため、自己実現を深く理解するのにもおすすめです。
自己実現を実践してみようと思った際には、最初に読んでみることをおすすめします。
7つの習慣
スティーブン・R・コヴィー著の自己啓発に関する本として世界的な名著の一つ。
成功を目指すためには、人格を磨く必要があるということが書かれています。
本書は、その人格を磨くための方法を7つの習慣という形でまとめており、自身の成長に合わせて実践していく習慣の幅は増えていきます。
本書で記載されている人格を磨く手法は自立にもつながる要素になっており、それはそのまま自己実現につながるポイントに。
本書は、成長に合わせて理解できる幅が増えていくので、都度繰り返し読んでいくことをおすすめします。
個人力
プレゼンの神様と呼ばれる澤円氏が「ありたい自分のまま、人生を楽しんで生きていく力」を培うためには、どのような考え方が必要かについて解説されている一冊。
本書では「ありたい自分のまま、人生を楽しんで生きていく力」を「個人力」と定義しており、これは自己実現に通じる考え方となっています。
本書を読むことで、自分のありたい姿である「Being」とはどういうものかを考える一つのきっかけになるので、おすすめの一冊となっています。
まとめ
本記事では、自己実現できる人・できない人の特徴と、自己実現に役立つ本について解説しました。
自己実現を果たすことは簡単ではありませんが、自己実現をしやすい人の特徴を知っていることで、その行動や考え方と自身の状態を比較することができ、自己実現への近道を見つけることが可能に。
本記事で紹介した自己実現できる人の特徴を分析するとともに、おすすめの本の知識を参考に行動に移すことで自己実現への道筋がどんどんみえてくるでしょう。
この記事が、これから自己実現に取り組もうと考えている人の参考になれば幸いです。