ラポールとは?信頼関係を築くために必要なスキルや得られる効果を紹介

ビジネスシーンやプライベートで「あの人ともっと仲良くなりたい」「信頼関係を築きたい」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。

本記事ではそのような方に向けて、相手との信頼関係に大きく関わってくるラポールについて解説します。

仕事もプライベートも人間関係を良好にすることで、ワークライフバランスの実現に繋がります。ぜひ本記事を参考にしてみてください。

ラポールとは

コミュニケーションを取って相手の信頼を得るのはなかなか時間がかかることであり、そう簡単にはいかないものです。

そこで、良質な関係を築く上で重要になってくるのがラポールです。ラポールを形成することで相手からの信頼を得ることができます。

それではラポールとは一体どのようなものなのでしょうか。以下で詳しく解説していきます。

信頼し合っている関係を指す

ラポールとは、一般的にはお互いが信頼し合っている関係性のことを指します。

ラポールを形成すると相手は安心感や親近感が生まれ、警戒心を持つことなくお互い建設的なコミュニケーションを取れるようになります。

また、無意識のうちに気づけば本音の部分を話しているということが起こりえます。

つまりはお互いが「一緒にいて楽しい」「自分のことをわかってくれている」といった感情になっていれば、ラポールが形成されている状態と言えるでしょう。

経験や理屈によるものではない

信頼できる人の一般的に思いつく像として「遅刻をしない」「納期を守る」「口が堅い」などがあります。

しかし、ラポールはそのような経験や理屈ではなく「なんか気が合う」といった感覚の部分に近いものと言えるでしょう。

ですので「ラポールを築くために時間や納期を厳守する」といったことではなく、ごく自然と形成されるものでもあるのです。

そのために必要なスキルやテクニックはあるので、後ほど説明ます。

ラポールを築くことで得られる成果

ラポールとはお互いが信頼し合っている状態ということを説明しました。

では、ラポールを築くことでどのような成果が得られるのでしょうか。

ここではラポールを築くことで得られる成果を紹介します。

営業などで成約率が高まる

営業先のお客様と短い時間でラポールを築き上げることができたのであれば、自然と商品が売れるようになります。

信頼できない営業の人から商品を買いたいと思わないのは当然です。また、何度話しても何度客先に通っても信頼してもらうことはなかなか簡単なことではありません。

成果をあげている営業マンほど、このラポールを短時間で築き上げ、信頼を得ることで結果を出しているのです。

問題解決のきっかけになる

ラポールを築くことで相手が何で悩んでいるのか、困っているかなどを表面的ではなく本質的な部分から引き出すことができます。

相手としては自分自身では気づかなかったようなことが、本心で話しているうちに自然と答えが見つかるきっかけになります。

その結果、上司や部下といったビジネスシーンに限らず、友人や家族からも「あなたと話していると悩みが解決される」といった信頼を得られるのです。

新しいアイディアが生まれやすくなる

無意識レベルのラポールが築けると、お互いの意思や発想を共有しやすくなり、新しいアイディアが生まれやすくなります。

「こんなこと言ったら怒られるかな」「バカにされるのではないか」といった不安を抱えてしまって発言できないまま、アイディアを出せない人も多くいます。

ですが、ラポールが築けているとどんな小さなことでも遠慮せずに思ったことを発言できるので、結果的に新しいアイディアが生まれやすいのです。

ラポールを築くためには聞き手側としてのスキルが重要

ラポールを築くためには、相手に自分のことを信頼のおける人だと認識させなければいけません。

そのためには以下のようないくつかのスキルを駆使することが効果的とされています。

・傾聴:相手の気持に寄り添って深いレベルで共感し話を聞く
・バックトラッキング(オウム返し):相手の発言をそのまま返す
・ペーシング:相手の状態や話し方、呼吸などのペースを合わせる
・ミラーリング:鏡のように相手と同じ動作をする
・キャリブレーション:言葉以外のサインを観察して状態を把握し読み取る

このような聞き手側に立った時に必要なスキルは、ラポールを築く際にとても有効となってきます。

どれも相手の発言や行動に対して反応し、安心感や信頼感を得る方法なので、ここで紹介されているスキルを習得して実際に試してみましょう。

以下の記事ではそのスキルについて紹介されているので、ぜひ合わせてご覧ください。

円滑なコミュニケーションを取る際に必要な「聞き上手になるためのスキル」を紹介 | テックキャンプ ブログ
双方にとって良い信頼関係を築けるコミュニケーションには、話すためのスキルだけがあればいいという訳ではありません。話すスキルのほかにも聞くスキルを持ち合わせていなければ、円滑なコミュニケーションは実現しにくいのです。本記事ではそのような「聞き上手になるためのスキル」について紹介します。

ラポールを築く際の注意点

ラポールを築く際に、前もって知っておきたい注意点があります。

ここでは、ラポールを築く際の注意点を紹介します。

否定する言動は避ける

相手を否定するような言動をしてしまっては、ラポールを築くことは難しいでしょう。

話してくれたことに対して「それは間違っている」「やってはいけない」などと決めつけて否定することで、気分がいいと感じる人はほとんどいません。

まずは相手の話を受け入れてから、意見がある時は提案ベースで伝えるようにしましょう。

無理やり自分を説得しないようにする

無理やり自分を説得して、相手のことを好きになろうとするのはやめましょう。

ラポールはお互いが信頼し合っている関係ができてこそ。相手のことがあまり好きでなければ、その気持ちは伝わってしまいやすいものです。

また、自分への心労が重なってしまいます。そこまで無理をしてでも信頼を得たいのであれば仕方ありませんが、自分に負担をかけてまでラポールを築こうとするのはおすすめしません。

さいごに

ラポールを築くことで相手との信頼関係が生まれ、ビジネスシーンやプライベートでさまざまなメリットが得られます。

そのような良い影響も、まずは相手のことを尊重してコミュニケーションを取るといった想いがあってこそです。

相手の立場になって考えるということを念頭に置いて、ラポールを築けるようぜひ試してみて下さい。

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