シルク・ドゥ・ソレイユ初のヨーヨーパフォーマーが語る“成功”よりも大切なこと

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少しずつ壊れていくのが分かった

ーー本質的だと思いますが、多くの人は「成功」に目がいってしまいます。「幸せが大切」と気付く最初のきっかけは何かあったのでしょうか?

20代中頃です。大学卒業後、2年間ほど会社員として勤めていたんですが、そこから逃げたいと思ったのが1つのきっかけでした。会社員当時は残業が多く、ヨーヨーも全然できていなかったんです。

正直、仕事もできない、やる気もないダメ社員でした。「会社に対して利益も提供できず、誰の役にもたっていない存在」であることが本当に辛くて……。

ーー今のBLACKさんからは全然想像できないです……。そんな辛い経験があったのですね。

今振り返れば、あの当時の僕は間違いなく鬱状態だったと思います。食事中、味噌汁のお椀を持つ手から急に力が抜けてこぼしてしまうということが2回くらいありました。自宅だったんですけど、お椀が傾いて、お味噌汁がテーブルにこぼれていく光景がスローモーションに見えたのが強烈過ぎて……今でも鮮明に覚えています。

その時「これはやばい。自分が少しずつ壊れ始めている」ということを感じました。それで「まずはこの場から離れなくては」という思いが生まれ、転職を考えたんです。

本来は就活の時点で、自分の人生と向き合って自分の進路を選択するというのが理想的な流れだったろうと思うのですが、僕はそれを全然してきませんでした。

24歳の時に転職エージェントの方に相談したことで、初めて自分の人生と向き合うきっかけを得ることができました

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初めて自分と向き合った人生の棚卸し

ーー転職エージェントではどのようなことをしたのですか?

転職エージェントでは最初、僕に向いている職種を探すために「人生の棚卸し」をやりました。それは、これまでの人生の中で自分が「どういう出来事が記憶に残っていて、どういう出来事が悲しくて、どういう時に嬉しさを感じたか」ということを、ざっくりとした年表として書き出してみるというものでした。

じつはその時、僕の精神年齢はヨーヨーを始めた中学3年生のままずっと止まっていたのかもしれないということに気がついたんです。

大学1年生で世界チャンピオンになったのですが、それで食べていけるわけでもなく「なんでだよ、なんでだよ」と悶々としたままその後の人生をずっと過ごしていたんですね。

ーー夢中になれるものがない人も多く、ヨーヨーという好きなものがあるから羨ましいなと感じてしまいますが、深い悩みを抱え続けていたのですね。

転職エージェントで人生を振り返ってみて「やっぱりヨーヨーが好きなんだ」ということに気が付きました。会社を辞めてパフォーマーになりたいなと思ったんですが、当時はまだヨーヨーだけて食べていける保証もありませんでした。

「いつかヨーヨーパフォーマーとして、社会から認められている大舞台に出られたら、何世代か先の選手・チャンピオンは、より脚光を浴び、活動しやすくなるかもしれない。そしてヨーヨーで食べていける人も生まれるかもしれない」

自分の背中を押すための言葉だったのかもしれませんが、後進のために頑張ろうというのが1つのモチベーションになりました。結局、僕は転職せずにパフォーマーとして独立する決断をしました。

ーー人生を変えるきっかけはどこにあるか分からないと思えるエピソードだなと思いました!転職エージェントでの人生の棚卸し経験が今の結果に結びついているし、後進のために立派に貢献もされていますね。

TEDとシルク・ドゥ・ソレイユに出演して、教科書にも載ればある程度はヨーヨーの認知度・社会的評価向上に貢献できているのかなと思います。

じつは、シルクを辞めた時、僕の後任の演目もヨーヨーになったんです。その時は、ヨーヨーがシルクにとって1演目として認められたのだと思ったので非常に嬉しかったです。

ストレスをためない環境作りに力を入れる

ーーそれは嬉しいですね!ところで、何年もBLACKさんを知っている私から見ると、BLACKさんは自身の人生をうまくコントロールしているように見えます。日頃から心がけていることはありますか?

大前提として僕は、人生の中でコントロールできることと、できないことがあると考えています。コントロールできないことは例えば、ヨーヨーと共に歩む人生というのはどんな道が待っているか分からないのでコントロールできません。だから、それは試して、後はひたすら改善を繰り返します。

コントロールできることは誰と一緒にご飯を食べるか、どこに住むか、など人間関係や生活面です。コントロールできることについては、自分にとって心地いいようにしていくということがクオリティ・オブ・ライフを上げるうえでとても重要です。

ーー人間関係や生活面は確かにコントロールできますね。

健康を大事にしているという話をしましたけど、人間関係は心の健康にも大きな影響があると思うんです。だから、気分がよくなる人とだけ付き合い、違和感のある人とは距離を置くということを意識的にやっています。

社会に出ると、自分の属するコミュニティのサイズだったり、交友する人だったりは自分で環境を作ることができると思います。だから、それを自分にとっていい意味で楽で、心地のいいものにするのは大事なことですね。

余談ですが、人生の棚卸しでお世話になったキャリアアドバイザーの方とは、今でも連絡を取っています。その人がいなければ、今の僕はいないので、シルク出演を満了し帰国してからも一緒に食事をしたり、SNSでつながっていて連絡を取ったりしています。

ーー今でも交流があるのはすごい!真摯に人と向き合っているのが伝わります。

自分の人生を幸せに生きる上で、大切なことに対しては、きっと誰しも真剣に取り組むと思うんです。

それは、交友関係もそうです。自分にとって大切な友人には優しくしようと思いますよね。だから、自分の人生と向き合って「自分にとっての幸せは何なのか」「自分の幸せにとって大事なものは何なのか」ということを、僕は常に意識的に考えるようにしています

ーーお話を聞いていると、BLACKさんは人間関係を大事にしているので喧嘩や衝突をしなさそうな印象です。

そんなことはないですよ。自分の幸せと向き合い、自分にとっての大事なことを決めているからこそ、その妨げになるような行為をされた時は怒ることもありますし、やめるように伝えることはあります。

(次のページ「コントロールできることできないことを意識しながらPDCAを回す」)

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