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感情をコントロールすることが上手な人もいれば、苦手な人もいますよね。
感情をコントロールすることが苦手な人の中には、感情的になることでさらにネガティブな感情を引き出してしまい、悪循環に陥ってしまう場合も。でも適切なトレーニングを行うことで、感情をコントロールできるようになります。
自分の感情と上手く付き合えるようになると、楽しく日常を過ごすができるようになり、ワークライフバランスの実現にもつながるでしょう。
この記事ではコントロールするためのトレーニング法について紹介します。まずは、感情をコントロールすることのメリットから確認しましょう。
感情をコントロールすることのメリット
トレーニングをする前に、感情をコントロールすることのメリットをしっかり理解しておくとよいでしょう。
ポジティブな感情とネガティブな感情、普段生活しているとどちらも湧いてきます。
どちらも生きる上で必要な感情ではありますが、そのときの感情に振り回されずコントロールできるようになることで様々なメリットを得ることができます。
例えば下記のようなメリットがあります。
- 緊張しても、人前であがらなくなる
- 周囲との関係性を構築しやすい
- 怒りにまかせて、相手にひどいことを言ってしまうことを避けることができる
- 落ち込んだときも気持ちをすぐ切り替えて、平静な気持ちでいられる
- 自分の欠点をさらけ出すことができ、自分らしく楽に過ごせる
もし感情をコントロールすることが苦手だという人は、次の項で紹介するトレーニング方法を参考にしてください。
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感情をコントロールするためのトレーニング法
感情をコントロールすることが苦手な人でも、トレーニングを行っていくことで感情のコントロールが可能になります。
ここでは、感情をコントロールするためのトレーニング法について解説します。
自分の感情の仕組みを知る
まず自分の中に起こる感情は、誰かが起こしているものではなく、自分自身が起こしているものと理解しましょう。
誰かの行動に腹を立てたり、いやな気持ちになるようなことをしている人も確かにいますが、感情自体はそれに反応することにより起こります。
同じような行動をしているのをみても、相手によって「気にならない」「なんとなく許せる」といった別の感情がわく場合もあるでしょう。
「こんな人と関わったときに、こんな感情が起こる」のように、自分が反応するパターンを知っていれば、同じパターンになったときに反応しないでいることに徐々に可能になっていきます。
自分の感情の仕組みを理解して、感情のコントロールを行えるようにしましょう。
感情的になっているときに状況を実況中継する
トレーニング方法の1つとして、わき上がってきた感情を心の中で実況中継するというものがあります。
「どの感情か」「いまどんな状況か」「自分はどういう風に思っているのか」など、こと細かにゆっくり丁寧に実況をすることで自分を観察することができます。感情は曖昧なものと思われがちですが、しっかり観察することで認識でき、コントロールしやすくなります。
実況中継のイメージがわかない人は、映画やドラマのワンシーンにいる自分を外から見ていることをイメージしてみるのもいいでしょう。
この練習をすることで、自分自身を冷静にみることができ、間違った言動をするリスクを抑えるとができます。
感情をラベリングする
感情をラベリングして客観視することも、トレーニングとしては効果的な方法。
上で紹介した「感情を実況中継する方法」を続けると感情のパターンを見つけることができるはずです。喜怒哀楽のようにわかりやすいものもありますが、自分ではよくわからない場合も多いでしょう。
そんな場合は、その感情にオリジナルの名称でラベリングしておくことで自分の状態を把握しやすくなります。感情をコントロールするためには、冷静になって現状を把握しようとすることが一番の近道なのです。

感情的になる自分を受け入れる
感情的になる自分そのものを受け入れるというのも、感情をコントロールするトレーニングの1つ。感情的になる自分を受け入れていない状態では、どんなトレーニングをしても効果が下がってしまいます。
感情は、自分の心や体からのメッセージ。そのメッセージをしっかりと受け止めてから、どのように対応すればよいかを考えることで、感情をコントロールする力はどんどんついてくるでしょう。


感情をコントロールするのに役立つおすすめの本
感情をコントロールする方法に関する書籍は数多く出版されています。
ここでは特におすすめの本を紹介します。
EQ 心の知能指数
ダニエル・ゴールマン著の、理性と感情のバランスよくコントロールする力である、こころの知能指数(EQ)について書かれている一冊。
EQには個人的なスキルである「自己認識スキル」「自己管理スキル」と、社会的なスキルである「社会的認識スキル」「人間関係管理スキル」の4つのスキルがあります。
個人的なスキルを強化することで自身の心の動きを認識することができ、行動や傾向をコントロールすることが可能に。
また、社会的なスキルを強化することで、他社の気持ちや行動を理解し、人間関係を改善することができるようになります。
本書には、このEQスキルを伸ばすテクニックについても書かれているので感情をコントロールしたい人にはおすすめの一冊となります。
1日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想入門
吉田昌生著のマインドフルネス瞑想に書かれた一冊。瞑想は体のリラックスだけでなく、ストレスの低減に使えるため、感情のコントロールを行うのに最適なトレーニングの一つとなります。
自分の心と瞑想を通して向き合うことで「動じない心」を身につけることができます。
「ネガティブな感情を抱えやすい人」「ストレスと感じやすい人」にとってはおすすめの一冊となります。

さいごに
この記事では、感情がコントロールできることのメリットとコントロールするためのトレーニング法について解説しました。
感情をコントロールすることが苦手な人にとっては、トレーニング法を知ることが感情をコントロールするための第一歩。トレーニングの効果は一朝一夕で得られるものではありませんが、方法を知って継続的に続けることで必ず効果は出てきます。
感情をコントロールできるようなれば、どんどんネガティブな感情をポジティブな感情に変化させることができ、人間関係含め色々な効果を得ることができるようになっていくでしょう。
以下の記事では、感情をコントロールできない原因について解説しています。ぜひ合わせて読んでみてください。
