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「柔軟な働き方を叶える方法」無料ebookで解説
「ポジティブな考え方で生きたいけど、なかなかうまくいかない…」
失敗したり落ち込んだりしたとき、こんなことを考えてしまいがちな人もいるでしょう。
特に仕事に関してはポジティブに捉えないと精神的にもやられてしまいます。ワークライフバランスを実現するためにも、今すぐポジティブ思考を手に入れましょう。
今回は、そもそもポジティブ思考とはどんな考え方なのか、そしてポジティブでいることのメリットや、その身につけ方を解説します。
ポジティブ思考(積極思考)とはどんな考え方か
ポジティブ思考とは、前向きな考え方をする思考方法です。
英語では「positive thinking(ポジティブ・シンキング)」、日本語では「積極思考」といわれます。
ポジティブ思考の人は、失敗したときも、思い通りにいかないときも、考え方が常に前向きです。
例えば、財布の中に1,000円札1枚が入っていた場合。
ポジティブ思考の人は「まだ1,000円も残ってた!」と考えます。
一方、ネガティブ思考の人は「もう1,000円しかない・・・」と考えてしまいます。
リスク管理をするためには後者の考え方も必要ですが、ポジティブ思考に切り替えれば、1,000円をどう有効に使うべきかを考え、ワクワクできるのです。
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あなたはなぜポジティブ思考になれないのか
あなたがポジティブ思考になれない理由には、成功体験の少なさや、ネガティブな面を見てしまう癖が考えられます。
以下に挙げることを、あなたのこれまでの経験や行動に当てはめて考えてみてください。
- 自己肯定感が低く自信が持てない
- 失敗を許容できない完璧主義
- 物事のネガティブな面ばかり注目してしまう
- 周囲の人の目を気にしている
自己肯定感が低く自信が持てない
ポジティブ思考になれない原因のひとつに、成功体験を過小評価していることが挙げられます。
これまでの人生で、必ず成功体験をしているにもかかわらず「その時は運がよかったから」「ビギナーズラックだから次はない」などと思い込んでしまうのです。
つまり、自己肯定感が低いと言い換えられます。
自己肯定感を高めるコツについては、下記の記事でも詳しく紹介されているので、ぜひ参考にしてください。
失敗を許容できない完璧主義
小さなミスを過剰に気にしてしまう完璧主義の人も、ポジティブ思考になりにくい傾向があります。
例えば、お客様からの質問に上手く答えられなかったり、プレゼンの最中に携帯電話の音が鳴ってしまったりしたなど、その場でとりつくろえることでも気にしてしまいがち。
質問に答えられなかったならば、次回会うまでに準備をすればよいですし、携帯電話の音が鳴ってしまったならば、その場で「失礼しました」の一言で済みます。
しかし、完璧主義な人は、自分が原因となるミスが絶対に許せず、引きずってしまいやすいのです。それがネガティブ思考につながってしまいます。
物事のネガティブな面ばかり注目してしまう
ポジティブ思考が苦手な人は、日常のあらゆる出来事に対して、無意識にネガティブな側面を見つけようとします。
それは、人の言動であったり、自分が購入した商品の欠点であったりと、広範囲に渡るのです。
例えば、仕事内容に関して先輩に質問したときに、「ちょっと待ってて」と言われたとき、あなたはどう思うでしょうか。
このケースだと「しばらくしてもう一度質問してみよう」と考え、他の作業に移行するのがベターです。
しかし、ネガティブな思考では「この質問はすべきではなかった。自分で考えるべきことなのかもしれない。私はなんでこんなことも自分で判断できないのだろう」と考えてしまいがち。
これは、自分自身の行動に対するネガティブな面だけに注目した結果です。
周囲の人の目を気にしている
ポジティブ思考になれない人の多くは、必要以上に周りの目を気にしています。
周りからの評価が自信に直結しているのです。
幼い頃に「間違ってはいけない」という意識を持ってしまったのかもしれません。
褒められた記憶よりも、怒られた記憶や、注意された記憶ばかりが残っているとも考えられるでしょう。
これにより、自分の行動が周りに影響することを怖れ、やりたいことや思ったような行動を我慢することが当たり前になってしまっているのです。

ポジティブ思考を身につけるには
「いつもネガティブに考えてしまう自分は、ポジティブ思考になれない…」と感じている方。
ご安心ください。今からでもポジティブ思考を身につけるの遅くありません。
最初は、以下のことを意識して行動してみましょう。
- ネガティブな出来事を次につなげられないか考える
- 成功体験を作って自己肯定感を高める
- 情報発信をしてみる
- 周囲の人からの評価を気にしない
- 普段から笑顔を意識する
- 運動を習慣づける
- 完璧主義を捨てる
- 前向きな感情は言葉にして発する
ネガティブな出来事を次につなげられないか考える
日常生活で起こるネガティブな出来事に対して、それをどう次に生かすかを考えましょう。
職場でお茶をこぼしたなら、デスク周りに箱ティッシュを常備するのです。いつでも処理できる失敗に対して、ネガティブな感情は起こりません。
失敗したことを次につなげる、つまり次はミスしないよう事前に準備することで「またお茶をこぼしても拭く準備ができているから怖くない」という考え方に変わります。
上記は極端な例ですが、急にポジティブ思考へ完全に切り替えることは難しいので「ネガティブな感情の数だけ準備を整える」ことを習慣とするのです。
成功体験を作って自己肯定感を高める
準備すれば、失敗を少なくできる分、成功体験が増えます。
これまで体験した成功は「偶然」だったと考えても問題ありません。しかし、今日から体験する成功は「あなた自身が準備したから」だということを忘れないでください。
どんなに小さな成功体験でも、それが増えると自己肯定できるようになります。
情報発信をしてみる
ポジティブ思考を身につける近道は、不特定多数に共感されることです。
試しに、ブログやSNSなどを使って情報発信してみてください。匿名でもいいのであなたの考えを発信してみましょう。
不特定多数からの「いいね」がもらえたり、コメントが付いたりすることで「自分の意見が認められた」という自信につながり、自己肯定感のアップします。
自信を持つことによってポジティブな思考をしやすくなるのです。
周囲の人からの評価を気にしない
情報発信をする場合にも重要な事ですが、周囲からのネガティブな評価は気にしないよう努めましょう。
とはいえ、どんな人でも周囲の評価が気になるのは当然。
もし、ネガティブな評価や意見をもらったときは「私に関心を持ってくれてありがとう」と受け流すことを意識しておきましょう。
本当につらいのはネガティブな意見をもらうことではなく、だれからも気にしてもらえないことです。善かれ悪しかれ意見をもらえているうちは、自分にも華があるのだとお考えください。
普段から笑顔を意識する
表情は、気分を左右します。
普段から笑顔を意識することで、心が明るくなるものです。表情や身体の動きは、考え方に深くリンクします。
つまり、常に笑顔でいることを意識するだけで、心が物事のポジティブな面をとらえようとするのです。
心を先に動かすのが難しいときは、笑顔を意識することから始めるとよいでしょう。
運動を習慣づける
身体の動きと心は、深く関係しています。運動をすると気分がリフレッシュするのはそのためです。
身体を動かすことで、ネガティブな考え方をいったん追い払うことができます。
無理やりポジティブな思考をするよりも簡単な方法なのです。
あれこれ悩むよりも、運動着に着替えて近所をジョギングしたほうが効果的ということもあります。

完璧主義を捨てる
いきなりは難しいことですが、完璧主義を捨てることを意識しましょう。
あなたが思っているほど、世の中の物事に完璧は存在しません。
つまり、あなたがいつも完璧である必要はどこにもないのです。
だれかが行動すれば、だれかに多少の迷惑はかかるものですし、仕事においても完璧な答えは存在しません。
このことを意識するだけで、ネガティブな考え方は少しずつ薄れていくでしょう。
前向きな感情は言葉にして発する
前向きな感情は意識して言葉にしましょう。
ポジティブな言葉を発するだけで、あなたの脳はそれを理解します。
例えば「嬉しい」「楽しい」という言葉をいうだけで、脳が勝手に嬉しいことや楽しいことを探し始めるのです。
少しスピリチュアルな言い回しだと感じるかもしれませんが、ポジティブ思考を身につける上では大切な習慣だといえるでしょう。
物事をポジティブに捉えるメリット
ポジティブ思考を身につけることには様々なメリットがあります。
具体的には、以下のようなメリットが期待できるのです。
- 失敗を繰り返しにくくなる
- 逆境を乗り切る心の強さが身に付く
- 周りの人からの印象がよくなる
- 新しいことに挑戦する機会になる
それぞれ解説していきます。
失敗を繰り返しにくくなる
失敗をポジティブに捉えると、繰り返しにくくなります。
失敗したことと、次回への準備を意識することで、2度目の失敗を回避する、あるいは対処できるようになるのです。
失敗を繰り返さないこと、そして例え失敗しても対処できることは、多少のミスも自分の力で乗り越えられるという自信につながります。
同時に、ネガティブな考え方が自然ににポジティブ思考へ変わっていくのです。
逆境を乗り切る心の強さが身に付く
失敗に対処できるようになると、逆境に向かっていく勇気と、それを乗り切る心の強さが身につきます。
ある出来事に対して柔軟に対処できたという成功体験が、チャレンジへの恐怖を好奇心に変えるのです。
そして、逆境を乗り越えていく度に、それがあなたの実績となり、自信が増していくでしょう。
周りの人からの印象がよくなる
ポジティブ思考は自信の表れでもあります。
周りの人には、常に笑顔でポジティブな印象を与えるため、人と接する機会も増えるでしょう。
食事や飲み会の誘いも増えるかもしれませんし、それが仕事の依頼につながることも考えられます。
人に頼られる、信頼されるという事実は、自己肯定感の向上に大きく影響するでしょう。
新しいことに挑戦する機会になる
人との交流や、信頼が増すたびに、新しいことに挑戦する機会も増えていきます。
人から誘われたことが新しい趣味につながるかもしれません。その趣味で身につけたスキルが仕事に活かせるということも。
趣味を持つということは、楽しく積極的に新しいことへチャレンジするということなのです。
新しい趣味の始め方や見つけ方については、以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

無理なポジティブがあなたを苦しめることも
ポジティブ思考は基本的によいことを引き寄せますが、ポジティブ思考にならなければいけないという考え方では本末転倒です。
無理やりポジティブ思考に変えるのではなく、自然とポジティブ思考になる習慣を身につけることが大切です。
自然にポジティブになれる方法を探す
無理に「自分はポジティブ思考だ」と言い聞かせることは逆効果です。
ネガティブな感情がわいた瞬間に「やっぱり自分はポジティブになれなかった」と思ってしまいます。
「こうするべき」という考え方ではなく、正直な自分の気持ちを出すことから始めましょう。
疲れたら「疲れた」、失敗したら「失敗した」と言葉にしてください。その上で、次にどうすれば改善されるかを考えるのです。
ネガティブな出来事や考えをいったん受け止め、それ起点に次回の対策と準備をする、というリズムに切り替える癖を付ければ、自然にポジティブ思考へ移行できます。
楽観視しすぎにも注意
ポジティブ思考は、出来事すべてを楽観視することではありません。
「なんとかなる」という考え方は必要ですが、あくまでも自身を鼓舞するための言葉です。
実際は「なんとかするための方法」を考えることが重要で、なにもせずに流れに身を任せて失敗すると、逆にネガティブ思考に陥る可能性もあります。
ポジティブ思考は「楽をする」のではなく、「楽しくなる」ための考え方だと意識するとよいでしょう。
ポジティブ思考を押し付けない
ポジティブ思考は、あくまでも自分自身の中で実践するものです。
それを人に伝えることは間違っていませんが、タイミングを間違えると「面倒な人」という印象を与えてしまいます。
人生には、意図せず不幸なことも起こります。人によって「ポジティブが必要な時」は違うのです。
ポジティブ思考を意識しすぎて、極端な行動を人にアドバイスすると、タイミングによっては共感を得られず、あなた自身が「やっぱり自分はだめだ」とネガティブに逆戻りしてしまう可能性があります。
ポジティブ思考を実践してみよう
ポジティブ思考は、あなたの人生を明るく楽しいものにするため、そして物事をうまく進めるために有効な思考方法です。
ポジティブ思考を実践して、毎日を充実させましょう。