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「すぐにイライラしてしまう」「怒ってばかりな自分が嫌だ嫌だ」そんなあなたに向けて。
この記事では、3つに分類できる怒りの説明と対処法について解説します。

この記事を読めば、怒りの感情を解消することで幸せな毎日を過ごすことができます。
怒りが制御できないと、仕事・プライベート問わず人間関係が崩壊してしまいます。最悪の場合、あなたのワークライフバランスも崩れてしまうので、ぜひ本記事を参考に対処してみてください。
3種類の怒りの説明と対処法
そもそもどうして人は怒りを感じるのでしょうか?
人が怒りを感じる要因は「物理的な刺激」と「精神的な刺激」の2つです。
■物理的な刺激
「車にひかれそうになる」など危険を感じること、身体を触られること、など。
■精神的な刺激
相手の言動を不快に感じること、自分の思い通りにいかないこと、など。
会社での仕事や人間関係などの日常生活で人が怒りを感じる要因は、ほどんどの場合「精神的な刺激」に当てはまります。
この精神的な刺激による怒りは、さらに3種類に分類されます。
怒りの種類:貪欲
貪欲は、現状に満足せず求めすぎている状態を指します。
例えば、自分自身の状態に対して「もっと年収を上げたい」「もっと仕事で他人から評価させたい」「もっとスキルアップしたい」などと考えることも貪欲に当てはまります。
こういった思考は、野心や自己顕示欲が強い人に見られる傾向が高いです。焦りとも言い換えられるでしょう。
また、相手に対して自分の欲求を押し付けすぎている場合もあります。
例えば、「もっと時間をかけて相談にのってほしい」「もっと自分も予定に誘ってほしい」「もっと気にかけてほしい」などと相手に求めることも貪欲に当てはまります。
このような思考は、人間関係に不満を抱きやすい人に見られる傾向です。相手に期待しすぎとも言えるでしょう。
怒り「貪欲」に対する対処法
貪欲の怒りは、尽きることない欲望が自分自身がしんどくなったり、過度な期待によって自分に関わる相手を苦しめてしまったりします。
結果、求めすぎるがあまり、どんな状態になっても一向に幸せを感じることはできず、不幸だと感じるばかりに。
貪欲の怒りを感じた時は、「求めすぎてはいないか」と自分に問いかける習慣を身に着けるようにしましょう。
また、些細なことにでも幸せを見つけ出す力を向上させることが、自分の中に潜む貪欲の怒りのたねを小さくするコツです。

今の状態に対する感謝を感じようとする姿勢になるだけで、スッと貪欲による怒りをおさめられます。
怒りの種類:怒り
怒りは、不満を感じている状態を指します。
例えば、自分自身の感情を言語化した時に「イライラしている」「不機嫌である」「不快だ」と言い表すことができるなら怒りに当てはまります。
こういった思考は、自己肯定感が低い人やコンプレックスが強い人に見られる傾向です。
また、怒りは歳を重ねるほど強くなっていく傾向もあります。
というのも、過去への未練や、後悔、挫折感といった過去に感じた感情であっても怒りとして溜め込むことができてしまうのです。
このような状態を長く続けていると気難しい人と思われて、次第に自分の周りから人が離れていってしまうでしょう。
「怒り」に対する対処法
怒りの感情を感じた時は、無理やり押さえ込んだり気にしないようにしたりするのではなく、しっかりと向き合うようにしましょう。
「なぜ、怒りを感じているのか?」と自分に問いかけて、怒りの原因を自覚することが大切。そして怒りは理解することで解消できます。
しかし、硬いシコリとなっていて簡単には取り除けない怒りの原因となっていることも。
その場合は、その怒りの原因にとらわれてしまう自分を許してあげることで、心がスッと軽くなるはずです。
また、スポーツや趣味など自分の好きなことに没頭することも怒りの感情を弱められるので、ぜひ取り入れてみてください。

今を幸せに生きるためにも、怒りを感じるモヤモヤがあるなら、自分と向き合って理解する姿勢を心がけるといいでしょう。
怒りへの対処法である「アンガーマネジメント」については以下の記事で詳しく解説しています。こちらも合わせて確認してみてください。
怒りの種類:妄想
妄想は、現実に存在しないことを自分の頭の中で作り上げてしまう状態を指します。
例えば、「挨拶したのに無視されたのは私のことが嫌いだからだ」「人事評価が低いのは上司が自分を貶めようとしているからだ」などと考えることは、妄想に当てはまる可能性があるでしょう。
こういった思考は、自分がいつも正しいと思っている人や起きた出来事を自分の中で自己完結してしまうタイプの人によく見られます。
また、妄想による怒りを感じやすい人は、ネガティブな解釈ばかりをする傾向も。つまり、事実を事実のまま受け止めたり、前向きに捉えることができないのです。
妄想の感情はどんな些細なことでも怒りに変えられる恐ろしいものと言えるでしょう。
怒り「妄想」に対する対処法
妄想の怒りを感じた時は「事実と妄想は一致しない」ということを肝に命じておくべきです。
そして、事実は事実であってそこにはそれ以上のものはないこと。事実をどう捉えるかは全て自分の解釈次第で変わるということを理解することも重要です。
逆に言えば、どんな事実に対しても自分がよい解釈をすれば、自分の感情を幸せな状態へと導けます。
何か妄想して悪い方向に考えてしまった時は、ありえないと思ってもよい方向の解釈も一緒にするように心がけてみてください。
そして、よい解釈によって生まれるプラスの感情をしっかりと感じ取ることを繰り返していけば、その方が心地いいことを脳は学習します。
悪い方向へ妄想してしまう癖を少しずつ直せるでしょう。

前向きな解釈をすることで、簡単に自分を幸せにすることができます。
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終わりに
怒りには3つの種類があり、それぞれの対処法が違うことを理解してもらえたかと思います。
「どの種類の怒りをよく感じているのか?」そして「それはどうしてなのか?」といった問いを投げかけて、ゆっくり自分と向き合う時間を作ってみてください。

自分の怒りを理解して自分自身と向き合うことが、幸せな日々を過ごすことに繋がるでしょう。